日本はスタメンに長谷部が復活。不動のキャプテンをいつもの右ではなく左に配置していることは驚きであった。また、吉田の相方に森重を起用。その関係によって、吉田も左から右に移動している。その他のスタメンは、予想通りと言っていいだろう。 コートジボワールのスタメンは、ドログバがベンチ。ボニーが代役。その他ではコロ・トゥーレがベンチになっているが、それを驚きと表現すると、あまりに大げさになってしまう。 ■消えた自分たちのサッカー 南アフリカでの反動から、日本はずっとボールを保持するサッカーを目指してきた。この方向性は日本サッカー協会からもお墨付きの方向性だ。わかりやすく言うと、ボールを保持して主導権を握る。そのために、コンフェデレーションズカップでも日本は正面衝突を画策した。アジア予選のあとの最悪のコンディションでどれだけ自分たちのサッカーが通用するかを試すためだ。つまり、日本はある大会の結果は度外