マリーゴールド(Marigold) 春から秋の蒸し暑い夏でも花をたくさん咲かせる丈夫さを持ち、明るく鮮やかで、ボリューム感のある花びらは夏花壇を彩ってくれます☆ 名は、聖母マリアの祭日と呼ばれる日の頃に花を咲かせていたことから『聖母マリアの黄金の花』という意味を持ちます。 属名の学名の『Tagetes(タゲテス)』は、紀元前イタリア半島中部にあった都市国家群エトルリアの神ターゲス(Tages)の名前から。 独特の香りがあり、害虫を駆除する効果があるので、コンパニオンプランツとして利用されます。 昔、太陽神に憧れをもつカルタという乙女は、太陽神を見つめ続け、次第に衰弱し、肉体を失い、最後には魂だけになり、魂はかげろうのように立ちのぼり、最後は、太陽の中に吸い込まれていきました。 彼女の立っていた場所には、一輪のマリーゴールドが生えていたとさ。 太陽の神アポロンに恋をした水の妖精クリスティは、
アキノキリンソウ(Goldenrod) 夏~秋に草地や水田、池の水辺に咲く、茎の先に黄色い花を穂状にたくさん咲かせ、古くは傷を治す万能薬といわれた花☆ 和名は、秋にベンケイソウ科のキリンソウに似た花を咲かせることから『秋の麒麟草(アキノキリンソウ)』と呼ばれ、花が集まって咲く姿が泡立ったように咲くように見えることから『泡立草(アワダチソウ)』の別名もあります。 属名の学名『Solidago(ソリダーゴ)』は、万能薬といわれていたことから『傷をつなぎ合わせる』という意味を持ち、英語は、『Goldenrod(黄金のムチ)』と呼ばれます。 アキノキリンソウの花言葉 予防・用心・警戒・励まし アキノキリンソウについて
モントブチレア(Montbretia) 夏から秋に剣状の葉から細い茎を伸ばし、オレンジの花を下から順に咲かす、うつむき加減でひかえめな気品ある日本の夏の花☆ 和名は、「ヒオウギ(檜扇)」と葉がスイセンに似ていることから。 英名の『Montbretia(モントブレチア)』は、旧属名がそのまま用いられ、、学名から「クロコスミア」とも呼ばれます。 属名は、乾燥した花をお湯に浸すとサフランに似た香りがすることから、ギリシャ語『krokos(サフラン)』と『osme(香り)』の意味を持ちます。 モントブチレアの花言葉 良い便り・楽しい思い出・陽気・清楚な人・気品・謙譲の美・芳香・気品ある精神 モントブチレアについて
クロユリ(Kamchatka lily) 日本では、北海道の低地や、東北地方の高山地帯に自生する強烈な香りを持つ、鐘状の黒い神秘の花☆ 名は、別属ですが、ユリに花姿が似ていることから。 アイヌ民族の伝説で、好きな人のそばに黒百合をそっと置き、相手が花を手にすれば二人は結ばれるといわれます。 黒百合伝説というのがあり、佐々成政という戦国武将の側室・早百合(さゆり)が密通をしているという噂が流れ、成政は早百合を殺してしまいます。 死に際に『3年たって立山に黒い百合が咲いたとき、佐々家は滅びるでしょう』という言葉を残しました。言葉どおり、成政は失脚し、切腹によって死んでしまったことから言い伝えが残っています。 アラスカ、北アメリカ、シベリアなど北半球の広い範囲に分布する高山植物で、日本では、北海道の低地や、東北地方の高山地帯に自生しています。 クロユリの花言葉 恋・呪い クロユリについて
アルストロメリア(Alstroemeria) 春から夏に、茎のつけ根でクルリとねじれて裏返ろうとする葉を持ち、花びらの鮮やかな色や斑点模様がエキゾチックで花持ちがよく、華やかな雰囲気から切り花に人気な持続の花☆ 属名の学名『Alstroemeria(アルストロメリア)』は、南米旅行中に種を採集した分類学の父と呼ばれるカール・フォン・リンネが、親友のスウェーデン男爵ヨーナス・アルステーマの名前にちなんでつけました。 別名は、南アメリカのインカ地方原産で、花姿がユリに似ていることから『インカノユリ(インカの百合)Lily of the Incas』と名付けられました。 南アメリカに自生し、原種にはオーランチカ、リグツ、ペレグリナなどがあり、 オランダでは形や花の大きさにより品種を『ハイブリッドタイプ』、『タッセンタイプ』、『カルメンタイプ』、『バタフライタイプ』、『オーランチカタイプ』、『レジ
トレニア(Bluewings) 初夏~秋の暑い夏に花色が豊富な小さな花をたくさん咲かせる、暑さと病害虫に強い優秀な草花☆ 学名『Torenia』は、18世紀のスウェーデンの宣教師で植物学者のオアフ・トレン氏の名から。 和名は、夏の暑さに強く、スミレに似ていることから『夏菫』とも呼ばれ、『花瓜草(ハナウリクサ)』とも呼ばれます。 英名は、『Bluewings』や『Wishbone flower』などです。 虫などが運んできた花粉の取り込みを確かにするため、雌しべの二つの分かれた先端が、触れると閉じる性質があります。 トレニアの花言葉 ひらめき・温和・愛嬌・可憐な欲望・大切な人のそばで トレニアについて
エリカ(Heath) 荒野で育つ、細長い見た目の花が密集して花を咲かせる、昔、同属のカルーナの枝がホウキに使用された魔女のホウキの花☆ 英語の『heath』は、イギリスやアイルランドなどの荒れ地を意味し,ドイツでは『Heide(ハイド)』と呼ばれます。 属名の学名『Erica(エリカ)』は、カルーナの枝でホウキをつくったことから、ラテン語の『eric(ホウキ)』の意味を持ち、和名はそのまま日本語読みしたものです。 エリカの花言葉 孤独・寂しさ・博愛・良い言葉 白色のエリカ 幸せな愛 紫色のエリカ 閑静 ジャノメエリカ 幸運 スズランエリカ 幸せな愛 エリカ・クリスマスパレード 博愛 エリカについて
トリトマ(Torch lily) 初夏~秋に咲く、燃えるような花色と茎がよじれるように曲がる性質が特徴の恋する花☆ 英語の『Torch lily(たいまつのユリ)』は、筒状の花姿が燃えるような色をしているからで、『Red-hot poker(赤く焼けた火かき棒)』の別名もあります。 トリトマの花言葉 恋するつらさ・あなたを思うと胸が痛む トリトマについて
カンナ(Canna) 真夏の炎天下に負けない強さと華やかさを持つ、仏陀の流れた血から生まれたという幻想的な花☆ カンナ科の熱帯性球根植物で、ショウガのような球根を持ち、先の尖った大きな葉っぱを付け、伸びた茎の先に花を咲かせます。花のように見える部分は雄しべで、花は小さく目立ちません。 英名『canna』は、古代ケルト語『cana 杖』から。 属名の学名『Canna(カンナ)』は、茎がアシのように管状(中空)になっていることから、ラテン語『葦(アシ)』の意味を持ちます。 仏陀の強い霊力に嫉妬した悪魔は、仏陀に岩を投げ、岩の一片が仏陀の足に当たり、その血がは大地に染み込み、赤いかんなの花が咲いたとさ。 カンナの花言葉 情熱・快活・永遠・妄想・堅実な未来・熱い思い・若い恋人 カンナについて
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く