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2011年12月13日のブックマーク (2件)

  • 作家別作品リスト:金 史良

    Kim Sa-riang。1914(大正3)年3月3日、日の統治下の朝鮮、平壌(ピョンヤン)の裕福な家庭に生まれる。名は金時昌。1931(昭和6)年、平壌高等普通学校五年生に在学中、朝鮮各地で起こっていた反日学生闘争に呼応する同盟休校事件に関与し、退学となる。その後、日に渡り、旧制佐賀高等学校に入学したころから、執筆活動を開始。東京帝国大学卒業と相前後して執筆した「光の中に」が 1940(昭和15)年前期の芥川賞候補作となる。1941(昭和16)年12月、日米開戦とともに拘束、翌年、釈放後、朝鮮に帰る。1945(昭和20)年春、日軍に徴用された朝鮮出身兵の慰問団の一員として中国に赴いた際、脱出し、朝鮮義勇軍に参加。1950(昭和25)年、朝鮮戦争が勃発し、アメリカ軍の上陸に遭って朝鮮人民軍が撤退する中、持病の心臓病が原因で行方不明となり、死亡したと推定されている。代表作は「光の中に

  • エスニシティ

    ethnicity エスニシティー エスニシティ † 共通の出自・慣習・言語・地域・宗教・身体特徴などによって個人が特定の集団に帰属していること。 ↑ エスニシティ † 来は文化人類学の用語であり,共通の出自,慣習,言語,宗教,身体的特徴などに基づいて特定の集団のメンバーが持つ主観的帰属意識やその結集原理を意味することばだが,いわゆる「国民国家(ネイション・ステイト)」の理念の破綻と,アメリカ合衆国における公民権運動の高まりとともに,政治学や社会学の概念としても頻繁に使われるようになる。 アメリカ合衆国では、たとえばドイツ人やイタリア人などの非英語系移民はアメリカ文化に同化することによって自らの民族文化を変質させてはいるが,ある程度母国の文化や言語を維持し,強い絆で結ばれたコミュニティーを形成してもいる。こうしたホスト社会に同化しながら,それとの異質性を意識し