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ブックマーク / note.masm.jp (8)

  • ラディカル・フェミニズム

    radical feminism ラジカル・フェミニズム † 第二波フェミニズム運動擡頭期、女性の抑圧は他の抑圧(階級的抑圧など)には還元することができない根源的なものだと主張し、その運動の理論的支柱となったフェミニズム思想。 「ラディカル・フェミニズム」は,個人的だと思われていた男女の「性」そのものが,政治的な支配関係を含んでいると考える。このフェミニズムの方法は,「個人的なことは政治的なことである」というスローガンからも,明らかである。 ケイト・ミレットは,『性の政治学』(1970年)で,「家父長制」という概念を用いて,性の領域での男性の女性支配の起源を明らかにした。 家父長制のもとでは,男女の生殖機能の自然的な違い(女性の出産・哺育)から労働の分業が生じ,これによって男性が社会的に利益を得るシステムが生ずる。 女性の性と生殖は,強制的な異性愛に基づく「結婚−母性」という

  • エスニシティ

    ethnicity エスニシティー エスニシティ † 共通の出自・慣習・言語・地域・宗教・身体特徴などによって個人が特定の集団に帰属していること。 ↑ エスニシティ † 来は文化人類学の用語であり,共通の出自,慣習,言語,宗教,身体的特徴などに基づいて特定の集団のメンバーが持つ主観的帰属意識やその結集原理を意味することばだが,いわゆる「国民国家(ネイション・ステイト)」の理念の破綻と,アメリカ合衆国における公民権運動の高まりとともに,政治学や社会学の概念としても頻繁に使われるようになる。 アメリカ合衆国では、たとえばドイツ人やイタリア人などの非英語系移民はアメリカ文化に同化することによって自らの民族文化を変質させてはいるが,ある程度母国の文化や言語を維持し,強い絆で結ばれたコミュニティーを形成してもいる。こうしたホスト社会に同化しながら,それとの異質性を意識し

  • プラハの春

    プラハの春 † チェコスロバキアで一九六八年の春から夏にかけて、新任のドプチェク党第一書記の下に一連の自由化政策がとられた状況をいう。 新任のドプチェク党第一書記のもと、検閲の廃止や政党の復活などの改革が行われたが、八月ソ連・東欧軍が介入し、改革派指導者を一時ソ連に連行した(チェコ事件)。 チェコ事件 1968年に旧チェコスロバキアで「人間の顔をした社会主義」を求める動きが官民一体となって盛り上がったのに対して、旧ソ連や東欧の社会主義国が軍事介入し抑圧した事件。 1960年代後半、ノボトニー共産党第一書記兼大統領の指導下にあるチェコスロバキアでは、非スターリン化が遅れ、ことに粛清裁判の責任が不問に付されていることへの作家、知識人の不満が高まった。60年代の経済停滞のため、民衆の不満も強まっていた。自治権を制限されたスロバキアでの民族的不満も、体制の閉鎖性を告発する契機となった

  • サバルタン

    サバルタン † 「サバルタン」とは,「下層民」「従属民」ぐらいの意味で使われる。 グラムシの『獄中ノート』の断章「サバルタン諸階級の歴史−方法的基準」に由来する名称。 ↑ 非ユリートの主体性,およびその表象にかかわる諸問題を論じる学問潮流。 「サバルタン」が有効な概念として展開されるようになるのは,コミュニスト史家ラナジット・グハ(1922〜)が中心となって1980年代初頭に形成されたインド史の研究プロジェクト「サバルタン・スタディーズ」において。 「サバルタン・スタディーズ」プロジェクトは,1982年から『サバルタン叢書』という研究叢書を刊行している。 研究プロジェクトは,それまで近代インド史において無視されてきたサバルタン集団に注目することによって,イギリス人エリートによる植民地主義的な歴史記述とも,インド人エリートによる民族主義的歴史記述とも異なる「下からの歴史」を書き

  • レギュラシオン理論

    レギュラシオン・アプローチ レギュラシオン理論 † フランス発祥の新しいラディカルな経済学。マルクス経済学の新しい動きとも見れる。 1960年代に入ってフランスでは、アメリカ型の生産技術の導入が相次ぎ、投資が盛り上がり、技術も進歩し、新しい産業化の波が押し寄せた。ちょうど日の高度成長のように経済成長を生み、従来のマルクス主義を大きく揺るがした。 このことが、アルチュセールに代表されるマルクス主義内の新しい動きを生み、経済理論の分野では構造主義の影響化、個より全体の優位を主張させ、一方で新古典派の主体均衡の理論を批判させ、他方ではケネーの経済表からマルクスの再生産論、そしてスラッファの再生産可能のための価格関係というように、「再生産」なる考えを軸とする理論に向かわせた。だが、70年代に突入し、石油価格の暴騰は一転して経済停滞を生み、これが、こうした考えの不十分さを意識させ、再

  • ホーリズム

  • フリンジ・ベネフィット

    fringe benefit フリンジベネフィット フリンジ・ベネフィット † 付加的給付。 欧米では従業員に対して支払う基賃金と、年次有給休暇や現物給付、各種サービスなどを区別して、後者を「フリンジ・ベネフィット」と呼ぶ。 日では、福利厚生費と同一視されることもあるが、概念・内容ともに異なる。 社員を大事にする会社=三連星 フリンジ・ベネフィットというコトバがある。フリンジはふさ、ふさ飾りの意。正規の賃金以外の諸手当、健康保険、失業保険、年金、更には社宅から家族手当までふくまれる。 日のフリンジ・ベネフィットは先進国の中でも高い方と言われた。同じ時給、年俸でも実質的には手厚いのである。 戦後の労働組合が強大だったころ、高度成長の求人難、歴史的な家族主義、それらが混然となり、税制も支援して「働きやすい職場」をつくり上げた。 だがどうも昔話になりそうだ。企業経営者は二言目

  • 独学ノート

    独学ノート † 引っ越し予定…というか、全面改定予定。pukiwikiからmediawikiへの移行を思案中。 ↑ ここは? † 理系バカが「生涯学習」的発想ではじめた勉強ノート。というか、雑多なメモ・寄せ集め・コピペ。かなり、てきとーであり、修正しないとまずい記述も多々あります。 内容の正確性については、まったく保証しません。 すべてのページへのリンクを許可しています。報告義務はありません。 パソコン/携帯・モバイルのどちらでも、同じURL( http://note.masm.jp/ )から閲覧できる…はず。 連絡先 : 意見・質問などありましたら、こちらのフォームから。

    irureme
    irureme 2007/05/25
    じゃないけど
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