近海魚の脂身は食べない ことも環境ホルモンから守るための防衛術です。魚の内臓は残す でも紹介していますが、環境ホルモンのように脂に溶けやすい物質は、食物連鎖が続くにつれて体内に蓄積される濃度が高くなっていきます。 ダイオキシンで汚染されてしまった魚 近海魚の脂身は食べない 近海魚の脂身は食べない プランクトンが小エビなどの微少動物に食べられ、微少動物がわかさぎなどの小魚に食べられ、小魚がますなどの大きい魚に食べられ、大きい魚をかもめなどの鳥が食べる。という食物連鎖があります。 ここで、問題なのは、各段階で起こる「生物濃縮」。環境ホルモンのように脂に溶けやすい物質は、食物連鎖が続くにつれて体内に蓄積される濃度が高くなっていきます。 東京湾の海水や海底の泥、さらには母乳からも検出されているPCB(ポリ塩化ビフェニール)の場合、小魚がPCBを体内に取り込んだプランクトンを食べれば、小魚の体内のP