前回は全員がイノベーターになることが大事で、それぞれが「違うものに触れる」という経験が重要であることまでお話ししました。 ある分野についての知識や技術を持つことは大事ですが、一つのことだけをずっとやっていると、それについてはよく知っているけれども、発想が広がらない。何となく煮詰まってしまう経験は誰にもあるでしょう。また、問題に直面すると、誰でも今までの経験や知識で判断しようとします。 すると、これまでとは全然違う状況に置かれたり、違う分野に足を踏み入れると、途端に判断基準を失って、途方に暮れることになります。 価値観を揺さぶられる体験をしてみる