静かな傑作『決断するとき』を観るべき理由 あのキリアン・マーフィーが、アカデミー賞主演男優賞を受賞した大作『オッペンハイマー』に続く挑戦として自ら映画化を熱望した『決断するとき』が、3月20日(金)より全国順次公開中だ。 舞台は1985年、アイルランドの小さな町。石炭商として生計を立て、家族と慎ましく暮らすビル(キリアン・マーフィー)は、クリスマスが近づくある日、石炭を届けに訪れた地元の修道院で、目を背けたくなる現実を目撃する。そこに身を置く少女から「ここから出してほしい」と懇願され、若い女性たちが行き場もなく苦しんでいる現実と向き合うことに。見て見ぬふりをすることが賢明だと理解しながらも、良心の呵責に悩むビル。そんな彼が、ついに下す決断とは――。

