ボットの中には、ウェブをクロールして自分がしていることを告知する無害なものもあれば、そうでないものもある。GoogleやFacebook、米Yahooなどが協力して、Trustworthy Accountability Group(TAG)の新しい試験プログラムの下、後者のボットの撃退に取り組むことになった。 開始当初、広告詐欺の撲滅を目指すTAGの取り組みに最も貢献するのはGoogleで、自社のデータセンターブロックリストを提供して、世界中のネットワークから発生する非人的広告トラフィックを撃退する。Googleのリストの狙いは、「IAB/ABC International Spiders & Bots List」で検出できない、いわゆる「悪いボット」をフィルタリングすることだ。IAB/ABC International Spiders & Bots Listは、広告インプレッションの約4