絶滅危惧種のはずが… 皇居・二重橋堀などで、水草「ツツイトモ」が大繁殖 産経新聞 8月11日(木)10時24分配信 東京都千代田区の皇居・二重橋堀などで、絶滅危惧種の水草「ツツイトモ」が大繁殖している。ツツイトモはヒルムシロ科の沈水植物で池沼や河川、水路に生育。環境省レッドデータブックで「絶滅の危険が増大している種」という絶滅危惧II類に分類されている。 水面を覆った茎に、落ち葉や水鳥の羽毛が絡まり、観光客から「汚い」といった苦情が環境省の皇居外苑管理事務所に寄せられているという。同事務所では10日、二重橋付近で、熊手を使い、茎の刈り込みを行った。希少であることに加え水質浄化の力もあるため、根を残し茎の先だけを刈り取った。大繁殖の原因ははっきりしないという。 【関連記事】 刺し身OK「幻のナマズ」を水田養殖に挑戦中 2匹で700万円!希少なカメを密売容疑 絶滅危惧の昆虫2種、ネッ