こちらは、ハンコです。 普通は、朱肉を使いますが・・・、 これがなくても、使える「シャチハタ」があります。 その秘密は、小さい穴にありました。 ハンコの軸に入っているインクが、ゴムに開いているたくさんの小さな穴を通って少しずつ出てくるからです。 作っている工場を見てみます。 ハンコの材料になるゴムに塩を入れます。 よく混ぜ合わせてから板になって出てきます。 中には、塩粒が入っています。 それを今度はお湯に入れて塩だけを溶かします。 すると、塩粒があった所には、 小さな穴が開いて、水分がにじみ出てくるので、 朱肉がなくてもハンコが押せるのです。