2017年06月18日10:00 カテゴリ経営社会一般 ヤマト運輸の苦悩は全ての会社の共通課題 日経ビジネスがヤマト運輸を特集でこき下ろしました。題して「ヤマトの誤算」。27年ぶりに値上げ断行を決めた同社に内外から「その値上げは企業努力をした上での最終決断か?」という疑念があるようです。この特集記事、読んでいて自分がちょっと苦しくなったのはヤマトを一方的に悪者にすべきだったのか、あるいは我々もビジネスを通じて同じ間違いをしていないだろうか、と考えてしまったからでしょうか? まず、記事でヤマトの何を批判しているのか、といえば宅急便というコンセプトを作り上げた会社として安値でアマゾンの仕事を請け負い、制御不能なほど大量の荷物を扱い、社員は疲弊し、挙句の果てにサービス残業代を190億円も支払うという結果に陥ったのは経営陣の不徳ではないか、というものです。 その証拠は売り上げと利益にも表れているよ
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