2017年07月07日10:00 カテゴリ中国関連社会一般 侮れない中国の実力 習近平氏が「鵜飼い」に見えるのは私だけでしょうか?香港返還20周年で習氏は「中央の権力に対するいかなる挑戦も絶対に許さない」(日経)と釘を刺し、香港の独立機運をつぶしにかかっています。もちろん秋の党大会で習氏の独裁体制を更に強化するためにはあらゆる民族の独立運動の芽は摘んでおく必要があります。特に香港をコントロールできなければ台湾はもってのほか、であることに習氏の鵜飼いの能力が問われるところであります。 一方、北朝鮮に今一つチカラを見せないのは習氏の気持ちの表れかもしれません。一つには秋という限られた時間内で北朝鮮対策で成果を引き出せる可能性が微妙であること、一つはアメリカへの従属意識を植え付けられたくないこと、一つは中国が韓国と北朝鮮を天秤にかけているようにみえることがあります。 韓国は政権交代と新大統領で中