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2019年02月07日10:00 カテゴリ不動産日本の社会 私が日本でマンションを買わない理由 不動産の仕事を日本、アメリカ、カナダで20代半ばからやり続けていますが、マンション(コンドミニアム)ライフは現代社会にとっては極めて都合がよい居住空間を提供しているとされています。一つは駅や繁華街、ビジネス街に近く職住接近を実現できること(日本はまだそこまで行きませんが)、高齢者が戸建て住宅の管理や安全面から解放されること、戸建てに比べてバリアフリー状態に近いことなど様々なメリットが指摘されています。 そんな便利なマンションライフですが、カナダでは管理組合で揉めるケースがあちらこちらで見られるようです。理由は何をどこまで管理するか、という管理組合の基本姿勢にあるようです。白人の方は往々にして資産となる住宅になるべく手を入れ、長く使え、ひいては価値が上がるようメンテにお金を投じます。ところがアジア
私たちは「国が侵略される」と言えば、銃を持った敵国の軍隊がやってきて日本を暴力で統治する形を思い浮かべる。しかし、侵略には様々な局面があって、「表に出てこない侵略」「見えない侵略」というものもある。平和ボケした日本人が今まで気にも止めなかったのが、この「見えない侵略」である。(鈴木傾城) プロフィール:鈴木傾城(すずき けいせい) 作家、アルファブロガー。まぐまぐ大賞2019、2020年2連覇で『マネーボイス賞』1位。政治・経済分野に精通し、様々な事件や事象を取りあげるブログ「ダークネス」、アジアの闇をテーマにしたブログ「ブラックアジア」、投資をテーマにしたブログ「フルインベスト」を運営している。「鈴木傾城のダークネス・メルマガ編」を発行、マネーボイスにも寄稿している。(連絡先:bllackz@gmail.com) 「見えない侵略」に巻き込まれていて、敗北しつつある インバウンドによる経済
国会では統計不正問題をめぐって見当はずれの質疑が行われているが、「アベノミクス偽装」という類の陰謀論はすべて誤りだ。2018年1月からの毎月勤労統計のシステム更新は、統計的精度も安定性も上がる改善だった。このとき結果として賃金が「上振れ」したが、問題はそれより2017年まで賃金が「下振れ」していたことだ。 立憲民主党にアドバイスしている明石順平という弁護士は、上振れが「ベンチマーク更新」の影響だというが、システムを更新したら影響が出るのは当たり前だ。2018年の場合は経済センサスに合わせて大企業を増やし、サンプルを毎年1/3入れ替える「ローテーション・サンプリング」にしたが、それで数字が変わっても法的な問題は発生しない。 問題は賃金の変化のうち、統計法違反が原因になっている部分だ。2003年に調査計画を変更したとき総務省統計委員会の承認を受けなかったのは違法だから、予算案を修正して過去の給
初めまして。NPO法人「となりのかいご」の川内潤と申します。ライターの岡崎杏里さんとご一緒に、今回から「介護生活敗戦記」の中で、「仕事と介護の両立」をしていくコツをお話しさせていただければと思っております。 自分も会社員として働き、在宅・施設で介護職を経験したのちに、企業での介護セミナー・相談会をやらせていただいたことで、たくさんの会社で「仕事と介護の両立」に悩む方々がいることを知りました。そうした方々とお会いして、お話を聞いて、アドバイスをする。その活動を通してNPO法人を設立し、介護離職を減らす活動も行うようになりました。 「両立のためのコツ」は、その経験を経て得たものです。 では、コツとは何か。 「まじめな会社員としての考え方」を、こと介護に関しては捨てる……必要はありませんが、一時、わきに置いておくこと。これが重要です。 言い方を替えれば「まじめな会社員」が仕事をするような気持ちで
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