25日、「“一帯一路”国際協力サミットフォーラム」の開幕式で、習近平国家主席は「“一帯一路”国際シンクタンク協力委員会」結成を提唱した。まるで世界を「紅い思想」で統一し、国連に取って代わる勢いだ。 ◆“一帯一路”国際シンクタンク協力委員会 世界150ヵ国の代表(そのうち37か国は首脳。他は政府高官)および90以上の国際組織の代表、計5000人から成る第二回「“一帯一路”国際協力サミットフォーラム」が25日から27日の日程で、北京で開催された。日本からは自民党の二階幹事長らが参加する中、アメリカは政府高官の派遣を見送っている。 その開幕式で習近平国家主席がスピーチをした。 中国語にして約4,300文字のスピーチの中で、最も気になったのは「“一帯一路”国際シンクタンク協力委員会」の結成を呼びかけたことである。 習近平は「これから5年の間に、中国は“一帯一路”を共に建設する国家の政党やシンクタン