アントニオ・カルロス・ジョビンという有名なボサノヴァの作曲家がいるのですが、この人、何がすごいって、「駄作がない」んです。 僕、自分が本を出したり、文章をメディアで発表するようになってから、変わったことがありまして。 すごい天才でも「駄作」を発表していると、どこか「ホッ」とするので、ついつい駄作を探してしまうんです。 「あ、こんなにすごい人でも、やっぱり駄作があるんだ。まあ調子悪い時ってあるよね」って感じでしょうか。ほんと「変な趣味」ですが、それで自分を慰めるんです。 それがですね、ジョビンは全然駄作がなくて、不思議なんです。 ※この文章だけ単品で100円で買えますが、400円でこのマガジンを購入すると、1ヶ月30本くらい読めるので1本14円です。そちらがお得です。 毎日、恋愛ネタや飲食店ネタを書いてますが、僕としては「林伸次の雑誌」と思ってまして、全部が興味あることじゃなくても、その中で
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