2021年04月15日10:00 カテゴリ経営経済一般 東芝よ、何処に行く? それにしても東芝の名前ほど長年お茶の間に登場し続ける会社は少ないかもしれません。サザエさんのCMだけかと思っていましたが、コマーシャルを打たなくなってもきちんと継続的に社名を売っていらっしゃいます。皮肉はともかく、どうもすっきりしないのが今回の東芝問題の行方。車谷氏が辞任を表明したところで次のステージに入るわけですが、読みにくくなってきました。 まず、メディアの足並みがそろっていません。産経が14日午後6時半の報道で「トップ辞任の東芝、買収提案白紙の公算 物言う株主との関係修復へ」と報じています。つまり同紙はこの買収話は車谷氏を辞任に追い込んだので終わり、とみているのです。この記事を書いているのは桑原雄尚記者でありますが、4月7日にも東芝の買収による非上場化は難しいだろうという趣旨の記事を掲載しています。 一方、