広島サミットは、ウクライナのゼレンスキー大統領まで飛び入りで盛り上がった。特に印象的だったのは、G7の首脳が原爆慰霊碑にそろって献花した光景だが、私には違和感があった。 「過ち」の主語はアメリカ 慰霊碑には「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」という言葉が刻まれているが、「過ち」の主語はアメリカである。バイデン大統領は他人事のように献花できる立場ではないのだ(原爆の開発にはイギリスとカナダも協力した)。 しかし日本人は主語を曖昧にして、毎年8月になると「原爆の悲惨さ」や「核廃絶の決意」などの一般論を語ってきた。こういう態度の原因は、終戦直後の占領軍の検閲である。 戦時中「鬼畜米英」の戦意高揚記事を書いていた新聞は、一転して米軍を平和の使徒のように描いたが、そこには誰の目にも明らかな矛盾があった。原爆投下も東京大空襲も、国際法で禁じられている民間人の無差別爆撃だった。 「戦争を始め
2023年05月21日10:00 カテゴリ社会一般日本人論 「異見を述べることができる社会 日本は長く、異論を挟むことを好まない社会でした。我々は年長者から「周りの言う人に従う」「社会のルールには口を出すな」という一種の道徳教育を直接的、間接的に受けてきた人もいるかと思います。私もその一人です。同調圧力や「出る杭は打たれる」というのもその表れの一例かと思います。 が、社会が進化し、情報化が進めば人々は覚醒していきます。「俺は(私は)こう思うのに何故それを言ってはいけないのだろう?」です。 異見の話の前に趣味の話をしましょう。秋葉原や池袋に行くと感じることがあるのです。「ディープな趣味の店に群がる人たちの満足げな顔」です。同じことは新宿2丁目もそうだろうし、かつての神保町の古本屋もそうなのかもしれません。一般の人から見れば全く興味を示さないであろう商品やサービスに飛びつく人たちは飢えているの
Home › 記事 › 長い列 長い列 By James_f on 21st May 2023 • ( 0 ) 日本語の本を出してくれた編集者は、いなくなる前に、 「自分の手取りは12万円しかない」と、よく怒っていた。 え? たったそれだけなのか、と、びっくりしたが、 貧乏講座を書いてみると、 「わたしも、そのくらいしかもらってない」という人が、たくさん現れて、 まさか訊ねてみるわけにもいかないが、いったい、どうやって暮らしているのだろう、と訝しくおもうことになった。 日本のことだから「ボーナス」というものがあるだろう。 この、なにがなし惚け茄子のような響きの一定しない「特別にオカネをあげるから喜びなさいね」という年2回の特典給与をあわせれば、いくらなんでも200万円は超えるのではないかとおもうが、バイトの原稿書きをしたりして、なんとか手取り360万円というようなところまでアップアップでも
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く