先日、ビルゲイツから社員あてに、「インターネット時代のサービスビジネスに備えよ」という号令が発せられたというニュースが飛び込んできた。 CNET Japan : 「サービス化の波に備えよ」--ビル・ゲイツによる話題のメモを全文公開 ビルゲイツの洞察力は全く衰えてない。 2000年に「.NET」が発表されたときには、こんなんブレイクするはずがないよな、というぼくの当時の予言は現状をみれば見事に当たったわけだけど(失礼)、たったいま2005年に出されたこのメッセージは、いよいよ相当するどい。ビルゲイツ大復活、面目躍如といったところ。 ここではようするに、広告がソフトウェアの主たる収入源になりうるという可能性を言っているのだ。今はまったく賛同できない人も、広告ビジネスというものがそもそも生理的に嫌いという人(こういう自分を相対化して見られない自己変革不能タイプが一番危険)も、その多くが2010年
「ソフトウェア企業の競争戦略」の結論をまとめると、 ソフトウェアは、一度作ってしまえば複製コストはタダ。たくさん売れば売るほど儲かる。 しかし一度ソフトウェアを買ったら、同じものを二度買う人はいない。従って、ソフトウェア企業は、製品に次々に新しい機能を追加するなどして需要を喚起し続けなければならない。 殆どのソフトウェア企業において、徐々に売上高に占めるサービス(コンサルティング・カスタマイズ・メンテナンス・サポート)の割合は高くなっていく。 サービスは、ソフトウェアのライセンスに比べると労働集約的で利幅が低いが、継続して安定した収入が入ってくるというメリットがある。 殆どのソフトウェア企業が、「ライセンスとサービス」の組合せで商売をする「ハイブリッド型」になっている、というか、そうならざるを得ない。 「世界中にパソコンはXX台あるから、その5%に入ったとしても、XXになる!」という試算は
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