先日、飛騨・古川の取材から帰ったK島さんから、和蝋燭(わろうそく)をお土産にいただきました。 ロウソクというと、今は家庭から神棚・仏壇で使うものまで、動物性油等をつかった洋ロウソクが一般になってしまいましたが、神仏に使用するのに本来はなまぐさモノはいけないのだそうです。そのために正式には植物からの油をつかった「和蝋燭」をつかうようです。 さてその「和蝋燭」ですが、実際にともしてみると洋ロウソクとは随分と違います。 外見は上にいくにつれ太くなり、しかも中心部分は空洞となっています。 芯は太く、火をつけるにはまず、蝋燭を横にねかせて着火しないとなりません。 そして一番大きな相違は、炎の様子でしょう。 芯の形状からも影響されるのでしょうが、とても長い炎になります。 よく見ていると、炎が一旦とぎれ、さらにその上にもう一つ、小さい炎ができているようにみえます。 そして、特に息を吹きかけたでもなく、動