「白色」「黒色」「灰色」「血色」「金色」――。 中国国営新華社通信が発行する経済専門紙『経済参考報』(5月10日付)は、中国で個人や企業が受け取る「特色ある収入」の実態をこの5色で表現したが、中国社会に潜む深い「闇」を絶妙に言い当てたものだった。 「白色収入」とは、給与や福利など正常な収入。「黒色収入」は、賄賂や横領、窃盗・強盗、詐欺、麻薬販売など非合法手段で得た収入のことだ。 ここまでは日本の論理でも分かりやすいが、残りの3つは中国社会独特のものだ。「灰色収入」とは、「合法と非合法の間の収入で、記録、納税、申告の対象ではない個人的な『隠秘(隠された)収入』で、学者も『白にあらず、すなわち黒』と認識している」(経済参考報)。 この灰色収入は、「感謝費」「労務費」「講義費」「原稿料」「謝礼」などの名目で、特権やコネを持つ富裕層の間に広く浸透し、「賄賂」が形を変えたものとの批判もある。中国改革
こんな日本の当たり前がウケる 地域の信頼を得てビジネスを軌道に乗せる ヤクルト 素材の味を活かし、食文化に入り込む アサヒビール 地域の信頼を得てビジネスを軌道に乗せる ヤクルト 常夏の都市ホーチミン市では、白い帽子を被ったヤクルトレディ70人が、炎天下の住宅街をカートで1軒1軒回っている。2008年にベトナムで販売を開始したヤクルトは、目下、きめ細かな販売チャネル作りを行っている。販売本数が対前年比30%前後の伸びを示し、海外事業の成長エンジンとなっている中国やインドネシア等でも、彼女たちのネットワークが業績を大きく左右する。 新規市場に参入する際、大手飲料メーカーはテレビCMなどでイメージ戦略を打ち出すが、ヤクルトは半世紀前に生み出したヤクルトレディによる宅配を今も販売戦略の軸に据える。というのも、日本では馴染みある乳酸菌飲料も、海外には「乳なのに何で白くないの?」、「酸や菌を飲むの?
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