タグ

ブックマーク / www.kek.jp (5)

  • KEK:News@KEK(物理学とともに歩む)

    2004年のノーベル物理学賞はグロス、ポリッツァー、ウィルチェクの3氏に送られました。「強い相互作用」と呼ばれる素粒子の間に働く基的な力の解明に貢献したことが受賞の理由ですが、ノーベル財団が発表した受賞理由の詳細な解説記事の中に、アインシュタイン博士や湯川博士、朝永博士ら、過去のノーベル物理学賞受賞者の名前と共に南部陽一郎先生(シカゴ大学名誉教授)の名前もあがっています。 その記事では「ナンブが作った理論は、理論としての必要十分な詳細さを備えていたが、登場が早すぎたのと、当時の別の問題に対して焦点が向けられていた」と異例の言及があり、先生の業績をたたえています。 物理学の理論的な研究をコツコツと進め、数多くの先駆的な研究テーマを開拓された南部先生の講演会が6月5日にKEKで開催され、多くの研究者が温厚な先生の真摯な研究姿勢に感銘を受けました。 素粒子物理学のパイオニア 南部先生は

    it1127
    it1127 2008/10/09
    ナンブの理論は正しかったが、恐らく早すぎた
  • 世界を変えた一つの論文 ~ 小林・益川理論 ~

    KEKで進められているBelleグループの「CP対称性の破れ」を探る実験についてはこれまでにも何度かご紹介しました。この実験のよりどころとなっている「小林・益川理論」は、現在では素粒子物理学の基礎となる「標準理論」として世界中の素粒子物理学者に認められていますが、この理論は、小林誠氏(KEK素粒子原子核研究所長)と、益川敏英氏(京都産業大理学部教授、前京都大学基礎物理学研究所長)が30年前に書いた一の論文が元になっています。当時、小林氏は28歳、益川氏は33歳でした。 標準理論は3世代 これまでに発見された素粒子には、強い相互作用に関わるクォークと、関わらないレプトンとがあります。不思議なことにこれらの素粒子は、質量だけが異なり他の性質がまったく同じ3つの組に分類することができ、これらの組のことを、「世代」と呼んでいます。(図1) 第1世代のクォークはアップ(u)とダウン(d)で、

  • 最極微の世界に迫るLHC(1)

    CERNはWebの誕生地 一般には余り知られていないようですが、いまあなたが使っているWeb(World Wide Web)が生まれたのは、これからお話しする巨大プロジェクトが進められている研究所CERN(一般にセルンと呼ばれます)です。CERNのコンピューター技術者の一人であったTim Berners-Lee氏は、世界中に散らばっている高エネルギー物理学実験のチームメンバーの研究者の間で、瞬時に同じ情報を共有するにはどうしたらよいか悩んだ末、1990年も年の暮れ近くにWebの発明に至ったのです。最初のWebに使われたNeXTというワークステーションは現在ロンドン科学博物館に貸し出されていますが、まもなくCERNに戻り、CERNの展示館に陳列されるということです。いわばWebの親は高エネルギー物理学、ゆりかごはCERNであったとも言えます。 いま、このCERNが次の巨大プロジェクトで世

  • キッズサイエンティスト【ヒッグス粒子と質量】

    物質はクォークとレプトンからできています。クォークもレプトンも6種類みつかっており、それ以上はなさそうです(図1参照)。 それらの物質粒子の間に働く力(相互作用)には強い力、電磁力、弱い力および重力の4種類があります。これらの力を伝える媒介粒子として、8種のグルーオン(強い力)、光子(電磁力)、3種のウィークボゾンW+,W-,Z(弱い力)があります。粒子間に力が働くためには粒子がそれに対応したカラー(強い力)、電気(電磁力)、ウィーク電荷(弱い力)とよばれる「電荷」を持っているからです。クォークは強・電・弱の3つの力を感じるのはそれらの3つの「電荷」をみな持っているからで、レプトンはカラーを持たず強い相互作用をしません。 相互作用のかたちは、場の量子論(ゲージ場理論)にもとづいています。強い力は量子色力学(QCD)、電磁力と弱い力はワインバーグ・サラム理論で記述され、この2つの理論を合

  • KEK | 高エネルギー加速器研究機構

    Sorry... We couldn't find the page... The page is temporarily unavailable or might have been moved or deleted.

    it1127
    it1127 2008/10/08
    おお、
  • 1