この業界ではじめて美虎ちゃんを取り上げてくれた、とらのあなにとっては偉大なお方。小説家・脚本家として様々な話題作を発表し続ける才人。代表作:「R・O・D」シリーズ、TVアニメ「かみちゅ!」、OVAシリーズ「HELLSING」ほか多数 椎名高志。 氏の漫画を初めて見た時の衝撃は、今でもよく覚えている。それは週刊少年サンデーで『Dr.椎名の教育的指導!!』という4コママンガだったのだが、そのネタのテンションというか密度というかノリが尋常ではなかった。一読してすぐに思った。 「この人、芸人だ!」 そう、決して多くないページ数の中にこれでもかとネタを描き込み、読者の興味を引くためならウチワネタだろうがメタフィクションだろうがベタだろうが客いじりだろうが貪欲に取り入れるその姿勢は、まさに若手芸人の姿勢そのものだった。後に『GS美神 極楽大作戦!』の連載を始めた時も、毎週の巻末目次コメントにお
漫画史上(?)もっとも気弱なピッチャー・三橋くんを中心に個性豊かなチームメイトの描写でこれまでのアフタヌーン読者はもちろん、女性にも話題の野球漫画「おおきく振りかぶって」。今回はその作者である ひぐちアサ先生にインタビューしてきました。台風が吹き荒れる天候の中、「おお振り」制作過程の裏話はもちろん、連載当時衝撃を与えた「ヤサシイワタシ」までをフィーチャーしたこのインタビュー、ぜひ読んでみてください! 編集:まずこの「おおきく振りかぶって」(以下、「おお振り」)を描くことに なったきっかけを教えてください。 ひぐち先生:「おお振り」は、高校生の頃から自分の中にあった物語で、 いつか必ず描きたいとは思っていたんですが、ステキな野球マンガを たくさん読んできた弊害で(笑)、自分が野球マンガを描くなんて恐れ 多い、という思いもあったんですね。 でも、「おお振り」前の連載「ヤサシイワタシ」を、本当に
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