中国海南(Hainan)省澄邁(Chengmai)県の茶房の外で微笑む高齢の男性(2013年1月22日撮影)。(c)AFP/WANG ZHAO 【7月18日 AFP】中国・海南(Hainan)島にある県の高齢者たちは侵略や内戦、飢餓を生き延び、多くが暖房のないコンクリートむき出しの小屋に住み、1日わずか数百円で暮らしている。しかしこの住民たちは、世界でも最も長寿に入る人々だろう。 熱帯の島の村々の中にみかん農園が点在する、中国海南省澄邁(Chengmai)県。県民人口56万人のうち、100歳を超える住民は200人以上。世界で最も高い割合だ。世界中で400人いないという110歳を超える「超長寿」は、少なくとも3人いるという。 ■運動と野菜中心の食事に晩酌少々 科学者たちは、長寿で有名な他の場所──キューバ、ギリシャや日本の島々、コスタリカの半島にも見出せる共通項があるという。家族の重視や、身