アウェー用の蛍光イエローのユニホームで戦う横浜マの中沢川崎のユニホームに入れられた故岡本太郎氏の「挑」の文字 今季のJリーグはユニホームを一新したクラブが多い。地元色やエコ、最新技術の粋など、クラブとスポーツメーカーのこだわりやメッセージ性が反映されている。 大胆なカラー変更で驚かせたのは横浜マのアウェー用だ。蛍光イエロー一色。敵地に乗り込み、「注意」や「警告」を促すという挑発的な姿勢を表現した。広島のアウェー用も鮮やかな朱色だ。宮島の世界遺産・厳島神社の大鳥居をイメージ。敵地でも神に守られるという願いを込めた。 川崎は生誕100周年を迎えた地元出身の芸術家・故岡本太郎氏の書「挑(いどむ)」を、独特のタッチそのままに右脇腹付近に入れ込んだ。鳥栖は、有田焼の陶芸家で人間国宝の第14代酒井田柿右衛門さんをデザインアドバイザーに。腕とパンツの側部に入れるラインの太さなどに助言を受けたという