NTTコミュニケーションズのIP-VPNサービス「Arcstar IP-VPN」などの監視ネットワーク内でウイルス感染被害が発生したことが、2009年4月13日に分かった。 監視センターの端末約200台が感染。サービスを利用する企業数社でも感染が報告された。既に駆除を完了しているという。 ウイルス感染は、サービスのネットワーク全体ではなく、オプションで提供するルーター監視サービスのネットワークで発生した。このオプションサービスは「Arcstar IP-VPN」のほか、「e-VLAN」、「Group-VPN」などでも提供している。 ウイルス感染が判明したのは4月9日。NTTコミュニケーションズは感染が疑われる監視センターの端末をユーザーのネットワークから切り離し、利用企業に対して監視端末がウイルスに感染したことを連絡した。 感染したのは「WORM_NEERIS.A」と呼ばれる「トロイの木馬」