人間は1つのミスもなく順序だって伝えるのが苦手だ いまから、30年も前のこと、私のいた会社で、人工知能でCOBOLのバグを診断するというプロジェクトがあった。いま聞くと冗談のように聞こえるかもしれないが、米国の某有名研究所の技術を導入したもので、ネットで調べるとその断片も出てくる当時としてはマジな話だった。第二次AIブームの主目的の1つは「今後ますます複雑化するソフトウェア開発は人間には手に負えなくなるから機械にやらせよう」だったのだ。 そのプロジェクトの関係で、私も、「Prolog」というプログラミング言語の研修に出よと言われた。Prologというのは、論理プログラミング言語と呼ばれるもので、サンプルコードなんかに、推理小説を題材にしたものがあった(「Turbo Prolog 2.0」のマニュアルのChapter 7. Example Program 3)。登場人物の属性や背景、状況証拠
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