ソフトバンク・グループの孫正義最高経営責任者(CEO)を価格の安さで驚かせることは難しいが、米新興企業ブランドレスは今春のミーティングで同氏をやや仰天させた。 ブランドレスの創業者らは孫氏に対し、エキストラバージンオリーブオイルからカーボンスチール製アイラッシュカーラーに至るまで、同氏がテーブルから手に取った全ての商品がたった3ドルだと保証した。安さの秘訣(ひけつ)は、販売する全ての商品が自社ブランドであることだ。 無印良品に触発されたブランドレスは、ウェブサイトで約300種類の商品を販売する。その全てが家庭の定番商品で、大半の価格は3ドルだ。商品にはオーガニックのパスタソースなど高級そうな製品も含まれるが、大抵はアマゾンなどで販売されている同等の商品よりも低価格だ。 アマゾン・ドット・コムに対抗するのは自殺行為のように思えるかもしれないが、ブランドレスの売り文句は孫氏を納得させるのに十分
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