田中は生きて腸まで届いたあと、ついに腸の主と対面した。 「やや、お前は、この私が支配する腸まで生きて届いた者は未だかつていないというのに……何者だ!」 「俺は」と言って田中は、自らが乳酸菌であるという事実など忘れて、「俺は、生きて腸まで届く田中だ!」と尿道まで響き渡るくらいに叫んだ。 腸の主は「な、なに!?」と驚き、そのまま肛門の方へと逃げていった。 この時、肛門から出てくるものがウンコである。
そういや先日ソープ行ったんですよ。初めてだったんですけど。女の人とエッチすること自体が。 自分は何となく恋も恋愛もしたことないまま、童貞のまま今まで生きてきて、このままいずれ魔法使いになって40になって50になってその辺でのたれ死ぬんだろうなあと思ってた。 それが嫌になったわけでも怖くなったわけでもないけど、逆に初めてが風俗でももう別に何でもいいや!って急に思って。その気が変わらないうちに行ってきた。 薄暗い浴室に案内されて、本当に何もかもが初めてだったので、知ったかする方が恥ずかしいと思って初めに正直に「こういうの初めてなんですよ。」って相手してくれる女の子に告げると、 「大丈夫だよvここは女の子とエッチするだけの場所だから、それだけできれば大丈夫。」って言われて。いや、それが自信無いんですけど。とか思いながら。 恥ずかしながら本当にどうしたらいいか判らないでモジモジしてるうちに色々され
ずっと「トカイ」にいかなければと思っていた。 育った町は関東に位置している田舎だ。電車に乗れば東京まで一時間半か二時間程度の場所だが、それでも十分田舎だった。電車を目の前で逃すと一時間は待たなければならない。隣駅は無人駅で、最寄駅は7時にならないと自動券売機で切符が買えない。バスに至っては二時間来ないこともざらだ。終電や終バスの時間も早く、夕方が差し迫ってくれば、乗り継いで行った先の終電のことを考えなければならない。東京は近くて、でも遠い街だった。 電車に乗ってあの町が近づいてくると、見渡す限りの田んぼとその中をうねうねと伸びる農道が見える。街燈がぽつぽつとしかない道を闇におびえながら全力疾走で駆け抜ける夜も、夏になると井戸からくみ上げた水が滔々と流れる用水路も、稲穂の上を渡る金色に光る風も、その中を喜んで走る犬も、道端で干からびている車にひかれたイタチも、うっそうと道上に生い茂り時々大き
派遣といっても請負ですが辛い。28歳で何のスキルも学歴も向上心もなく ただ倉庫で荷物の仕分けをして働いている。 この時期は無性に暑いし、仕事で失敗すると自分のミスじゃなくてもむちゃくちゃ怒られるし 請負なんで正社員からは人間扱いされないし、俺以外の派遣のメンバーは楽しそうに仕事してて 休みの日も一緒に遊んでるらしいが、俺はその輪に入れないでいる。 派遣の同僚のほとんどは派遣会社から「正社員になりませんか!」と誘いがあるが、1年以上働いている 俺には全く無し、一ヶ月しか働いてない人でも打診があるのにorz まぁ俺は非コミュだし仕事できないから当然だけど、やっぱヘコむは。 仕事探してるけど自分ができそうな仕事は見つからない。 もうこれ以上生きたくないけど死ぬ事はできない。 俺は3人兄弟で弟は知的障害者で今は工場で働いてる真面目な子、妹は大学院に行ってる頭のいい子。 両親は障害のある弟と念願の女
ぷよぷよで旦那が私に勝てません。 圧倒的に負けてしまいます。 30戦ぐらいしますと、だいたい3回くらい旦那が勝ちます。 言いかえれば、27回近くは負けます。 勝率で言うと一割程度です。 もちろん、旦那だって負ける為にぷよぷよをやっているわけでは無いと思うのですが……。 27回も負ける前にやめればいいのに、とみなさんも思うでしょうし、私も思うのですが、 いつかは流れが変わり逆転すると旦那は主張して、30戦は頭を下げて私にプレイさせます。 27敗に至るまでの旦那の異常行動は以下の通りです。 3敗して、まず、自分が慢性の腱鞘炎であることを告白します、唐突に。 5敗して、妙にせき込みだします。体調が悪いというアピールでしょうか。 7敗して、コントローラーの不具合を訴えてきます。ボタンの反応がよくないだとか。 9敗して、貧乏ゆすりをしだします。 11敗して、ゲームに勝ったからなんだっていうんだ、ばか
ぷよぷよで妻に勝てません。 圧倒的に負けます。 30戦ぐらいしますと、だいたい3回くらい勝てます。 つまり27回近く負けます。 勝率で言うと一割程度です。 もちろん、僕だって負ける為にぷよぷよをやっているわけではありません。 27回も負ける前にやめればいいのに、という声があるかもしれませんが、 いつか逆転の瞬間を信じて、30戦は頭を下げてプレイします。 27敗に至るまでの心理の流れは以下の通りです。 3敗して、まず自分自身の親指を疑います。 5敗して、自分の体調を疑います。 7敗して、コントローラーの不具合をチェックします。 9敗して、自分の運命を呪います。 11敗して、ゲームに勝ったからなんだっていうんだ、ばかばかしい。と自分を優位に立たせる思考に切り替えます。 13敗して、それでも負けたら悔しい自分に気付きます。 15敗して、妻に憎しみを覚えます。 17敗して、ここらへんで、妻がぷよぷ
学生時代、何の考えもなく、コンビニでバイトをしていた。 僕の先輩に、細野さん(22)という歌手デビューを目指し、 駅前や路上で歌うロックなフリーターがいた。ロックを知らない僕から見ても、彼はロックだった。 いらっしゃいませーとか、ありがとうございましたーという挨拶ですらYAZAWAみたいだった。 いらっしゃませェィェァァッみたいな感じだった。ィェァって小声で言ってた絶対言ってた。 彼は今まで引きこもり体質の僕の周りにいないタイプの人だったので、妙に惹かれるものがあり(恐らくカリスマ性ではない) 僕は彼と積極的に同じシフトに入った。 彼とのアルバイトは刺激的だった。 彼は金髪で、コンビニの制服の上から懐中時計(洋画で爺さんの形見にもらいそうなアンティークなヤツ)をぶらさげ接客していた。 時折スライドする蓋を開き、目を細め見つめるので、本当に大切なものかと思ったが、レジにガンガンあててたので恐
人の話の聴き方が上手い人には共通する特徴があって、それは列記するとこのようなことだと思う。 1.人の話をおもしろがって聞く。 2.なにか広がりそうなところがあると、そこを聞いてみる。 3.相手がなにを話しても、攻撃的にならず、たしなめ方が上手い。 4.自分の話もするのだけど、それはあくまで対比としてする。 5.自分の話をするときは、たいてい、一歩下がった位置でおもしろおかしい失敗譚が多い。 6.相手が話したがりそうなところを見つけるのが上手い。 7.話し手を全肯定する。 8.ちょっとぐらい矛盾があってもつっこまない。 9.相手の話を否定しない。 etc…… これってなんなのだろうと考えると、ホスト・ホステスの話の聴き方に近い。 ひとことで言えば、話し手を主役にするのが上手い人なのだと気付いた。 上司にすごく話の聴き方が上手い人がいたことがあって、課長待遇ぐらいの人だったのだけど、バイトの女
優しさは、このリアルな時代に、人間が唯一使える魔法なんだと思う。 ということに、気づいてしまった。 昨日まで、僕は優しさのことなんて、ちっともスゴイと思ってなかった。 なんていうか、優しさなんて、ある意味、人として当然のマナーだったり、 もっといえば、なんかちょっと胡散臭くさえあるような、 それでいて、どこかインパクトに欠けるというか、 どこも褒めるとこのない人に、とって付けてしまえるような、 そんな取るに足らないものだと思ってた。マクドナルドのスマイル0円的な。 ところが、僕は、昨日色んな人に色んな形で優しくされてしまった。 というのも、僕が突然、電車というアウェーで気分が悪くなるというような、 ありがちな、それでいて、実際にはそれ程ないがちな、そんな舞台に躍り出てしまったわけで、 そして、僕は色んな人に、優しくされてしまった。 まず、もう、すごい気分が悪くて、吊革につかまってんのがやっ
なんでって、派遣だから。 いまどきわたしみたいな事務に毛がはえたくらいの仕事で年収400万以上もらってる派遣って、ありえないくらい恵まれてると思うんだけど、それでも負け組だなぁと思う。 子を孕んだら、100%職を失うことになるから。 子供は欲しい。 でも、子供産んでも、仕事をやめたくない。 収入的な観点からじゃなくて、専業主婦という職業が、自分に向いてないと思うから。 そして今の仕事がすごく気に入っているから。2回転職して、やっと自分のやりたい仕事ができている。 できるなら、子供産んだらすぐどっかに預けて、すぐ仕事に復帰したい。 でも派遣だから、復帰なんてできない。実家は飛行機じゃなきゃ帰れない距離だ。 そもそも、家にこもって24時間赤子の面倒を専業でみるなんて職業、ヒステリックな性質を抱えてる自分は考えただけで鬱になる。 てかヒステリーがある時点で、子育てなんて本質的に女に向いてないと思
私はいわゆるテキストサイトというのがはやっている時代(ブログの前)ぐらいから、日記のようなものを綴っているんだけれど、あるタイミングから「自分の考え」を書くことができなくなった。それは当時付き合ってた人の言葉。「お前の文章をネット上に載せるってことは汚染してるってことなんだ。無駄なこと垂れ流すな。」と言われた。「恥ずかしいから書くな。」とも言われた。別に彼のことを書いた覚えもないのに。ものすごい勢いで罵られた。確かそのころはブログが少しずつはやり始めていたころだったけれど、そこら中にブロガーがいたり、mixiで日記を公開したりするような気軽さはなかったかもしれない。周りでやってる人が少なかったかもとも思う。ただ、私にとっては「書くこと」は続けていた趣味の一つだったしそれをやめろと言われるのはかなりしんどかった。言われて、やめたこともあった。けれども「書くこと」から完全に離れたくなくってひと
忙しくて家に帰れないけど優しい夫と、生まれたばかりの子供とずっと三人で暮らしてた。親元から離れて、知り合いが余りいないところで、私は出産と育児で仕事は退職した。子供が大きくなったら復職しよう、保育園に預けて復職しようと思ってた。 一歳二歳のころは、気が狂いそうに辛かった。同時にすごく子供は可愛くて可愛くて寝ているところを見ると胸がキュンキュンしたんだけど、毎日毎日育児だけで話す人も居なくて、インターネットで日記を書いたとしても、むなしくてだめだった。 夫は時間を見つけていっしょに買い物行ったり生協を利用を進めてくれたり、仕事の帰りには買い物してくれたりした。でも帰りはとにかく遅くて、夜の九時とか十時とかで、朝は七時に出ていく。その間私は子供と一緒に過ごしてた。散歩したり図書館行ったり、お話したり、公園行ったり、思いつく限り、色々した。楽しかったと思う。今、当時の子供のビデオをみると、キャー
別に恥ずかしい事じゃないけどわざわざ言うのもやらしいのであんまり人前で言わないんだけど、ウチ母子家庭なんすよ。 なので物心ついた頃からウチのオカンは月収手取りたぶん16万くらいで子供ふたり養ってたはずなんだけど、正直それで特に貧乏を感じた記憶ってないんですよね。 まあそりゃ贅沢もしてないと思うんですよ。だから多分未だに自分の幸せのレベルって低いとは思うの。それこそ、ちょっと裕福な家の中学生ならゲップが出るような贅沢で俺(28)は幸せを感じちゃうと思う。「タクシーに乗る」とか「外食して1000円くらいのランチを食べる」とかさ。 それでも金がないには金がないなりに不足を感じない遊び方や生き方、買い物の仕方を身につけてるから、まあそれが社会的に見て相対的には不幸せなのかもしれないけど、少なくとも俺の絶対的には不幸せではないのね。 でも社会に出てこうやって生きてると、年収200万ラインって底辺オブ
生まれてこのかた一度も「モテ」というのを経験した事もなく、告られたことも告ったこともなく、顔と性格を客観的に吟味していった結果、そういういわゆる「女としての幸せ」は無理と高校生の頃思い定めて大学に行って技術職の資格を取った。 そこそこ忙しく働いて収入も人並みに得て、両親や弟との関係も良好、ワンコもかわいいし実家近くでの一人暮らしも満喫、女友達と遊びも楽しく、割と充実して生活していたつもりだったが、40歳を目の前にしてなぜか寂寥感を覚えた。その間、年齢=彼氏いない暦、典型的な喪女であった。 大台寸前にして一度そういう活動をやってみるぞと周囲に宣言した半年後ぐらいに「婚活」という言葉がブレイク。 この言葉は救いだったね、自分にとって。 自分のやっていることに名称がついた事で、人にぐっと言いやすくなったし、何より自分の立ち位置がはっきりわかった。 そもそも宣言はしてみたものの、本気でうまくいくと
http://anond.hatelabo.jp/20080726155322 非モテに説教するモテって、馬鹿の一つ覚えみたいに、彼女を作れ、自分を変えろ。彼女がいらないなんていうのは酸っぱい葡萄だ。なんて言う割に、彼女を作る事のメリットは一切書かないよね。 もしかして、彼女がいることが素晴らしいのが、万国共通当然の理論だと勘違いしてるのかもしれないけど、ただ説教や自慢がしたいだけでなくて、本当に啓蒙したいんだったら葡萄の甘さを教えなければいけないと思うんだ。 そんなわけで非モテだったけど、彼女ができた僕が彼女がいて良かったことを書いてみるよ! 要はノロケ話だよ! 1. 承認欲求がとっても満たされるよ!やっぱり承認はあったら嬉しいよ! そんなことの為に彼女を利用するなって言われるかもしれないけど、家族や自分以外にも、自分を必要としてくれる人がいるってのは励みになるし、幸せな気持ちになれるよ
彼女に連れられて連休の間にあちこちのホテルのブライダルフェアに行ってきた。 最近ようやくわかってきたのは、彼女にとっては結婚とは結婚式のことらしいってこと。 入籍すれば別に盛大な式なんか挙げなくていいじゃないか、と思っていた俺には半端なく重荷だ。 結婚式って、何のために、誰のためにするんだろう? 式に参列してくれる人達の中で、一体どれぐらいの人が本当に祝福してくれるのだろうか? 彼女と彼女の親は喜ぶだろうな。 その反面、呼ばれた会社の上司や友人は、休みをつぶされて不満だから早く終わってくれとか思ってないだろうか? 新婦は、きれいなドレスを着飾って、自分が主役になれる事が満足なのかもしれない。 新郎は、美人な嫁を娶ることの自慢と、自分の人脈の誇示ができて得意気になれるのかもしれない。 そうだとすると、付き合わされる人達にとっては大迷惑だな、まったく。 日常生活で輝いている彼女だから、結婚式で
(1/4 追記あり) イケメンの弟に「イケメンだったせいで嫌な思いをした事はあるのか」と聞いた事がある。 付き合いたくもないのに女が寄ってきてウザイ。 おなかがすいてない時に食い物をどんどん持ってこられるようなもん。ウザイ。モテるせいで彼女から浮気を疑われるし。 「モテ」を気にする男がやたらと突っかかってきてウザイ。 「お前より俺の方がモテてる」といちいちライバル視してくる男がいる。争う気ないから。勝手にライバル認定ってすごくウザイから。ほっといてくれ。 イケメンらしい振る舞いや内面を勝手に期待される。 勝手に「クール(笑)」「おしゃれ(笑)」「都会的(笑)」みたいなイメージを女から押し付けられる。生活臭や泥臭い一面を見せたら何故かドン引き。だから最初から面白い奴と思われるように振る舞う事にした。 「女好きで目立ちたがり屋ならいいんだろうけど、俺は男友達と馬鹿やってる方が
理系男子大学生。昨日振られた件について、一日経って落ち着いてきたので、何があったのかを客観的に把握・整理しようと思って書き出してみる。 あらすじサークルで知り合ったある女の子を好きになり、メールしたり話したりする程度になったある日、渡したいものがあると言って彼女と二人で落ち合うことを約束した。 その日はお茶しながらおしゃべりし、会話の流れもあって、別れ際に告白をしたのだ。その時、彼女はひどく驚いたらしく、今すぐには返事が出来ないので、と答えた。保留されたわけだ。 昨日その彼女から連絡があり、会えないかと言われた。そして会ったのが昨日だ。 お昼を食べながら話そうというので、お昼に駅で落ち合い、食事を取る。 その中で、私は振られたわけだ。理由としては 「まだよく(私)のことが分からないから」(実は彼女と知り合ってから2ヶ月も経ってなかった) 「ちょっと気になる人がいる」 という2点だったように
好きな女性と友人からメールが来た。今度、二人は結婚するらしい。 僕はこのあと、何をすればよいかわからない。 友人と女性と自分は会社の同期入社で同じ部署に配属。他数人の同期入社も含めて、よく遊びに行くなかだった。 泊りがけで海に行ったり、スキーに行ったした。自分はあるとき、女性のことが好きになった。 よく笑う女性だった。人を褒める事が上手な女性だった。気が利く女性だった。仕事が良くできる女性だった。 やせすぎず太りすぎずの体型が好きだった。早い話が僕は彼女が全面的に好きだった。 でも、僕は非モテだった。女性とお付き合いしたことがなった。むしろ学生時代は煙たがれるか空気扱いされる スクールカーストの下層の人間だった。だから、僕の気持ちを正直に伝えることは彼女に失礼な気がした。 僕はせめて、彼女に多少でもふさわしい人間になってから、自分の想いを伝えようと思った。 数年の間、あまり変わらなかったけ
ちょっとさっきアメリカに行ってきたんだが、現地の日本人がこれ知ってる?とサイドミラーを指さした。 そこにはちっこい字で「OBJECTS IN MIRROR CLOSER THAN THEY APPEAR」と書かれていた。 意訳すると「鏡の中の物体は見えてるより近くにいるよ」ては感じか。 何故こんなことが書かれているのかというと書いてないと訴えられるから、だそうだ。さすがは訴訟大国アメリカ。全ての車にもれなく書いてあるらしい。 これからアメリカへ旅行される方は記念に車のサイドミラーをチェックして頂きたい。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002FQ8RC/00123-22/
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