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この本は、凄い・・・。 本書は、世界中でベストセラーとなり「傑作」の名をほしいままにしているが、実はこう言う本だったのか・・・。目から鱗が落ちる思いだ。 この本をものすごく簡単に説明すると、17世紀のフランスの数学者ピエール・ド・フェルマー(1601年~1665年)が 「俺、こんな問題と答えを思いついちゃったんだけど~♪お前ら解ける?もちろん、やり方は教えな~い。解けるもんなら解いてみ。」 と言って(もちろん、実際はこんな言い方はしていないw)、答えも教えずそのまま死んでしまったのだが、その後の多くの数学者達が血のにじむような努力を重ね、その解法のヒントを少しずつ得ながら、約350年の後、プリンストン大学の数学者アンドリュー・ワイルズが1995年にそれを解いたという物語を非常にドラマチックに描いたドキュメンタリータッチの作品と言えばよいだろうか。 この『フェルマーの最終定理』と呼ばれる定理
ポアンカレ予想を証明した天才数学者ペレルマンの評伝だ ペレルマンの業績の一般向け解説書は何冊か読んだので、同様の書籍がまた出たのかと思った ただ、“動的平衡“の福岡伸一が帯や解説で絶賛していたので、思わず買った これまでの本ではトポロジーやポアンカレ予想の解説が中心で、ペレルマンその人については名誉や賞金を一切拒否するその変人ぶりに触れる程度であった 当然だ 今や彼は現実社会との接触を一切断っていて、情報が極めて少ないのだから 本書の著者にとってもそれは同じことだが、類似書とは大きく異なっている それは彼女が、ペレルマンに関わりをもった殆ど全ての数学者たちと丹念に対話し、彼の人間形成過程やその人となりの輪郭を追い込んでいるからだ それを可能にしたのは、彼女がペレルマンと同時代にロシアの数学エリートとしての教育を受け、人種的にも同じユダヤ人であったことだ 戦時下やスターリン独裁時代における数
作品紹介・あらすじ パナソニックグループを創りあげた松下幸之助がその私財70億円を投じてはじめられた松下政経塾。この塾はその後政財界に多くのリーダーを輩出してきた。それから30年が経ち、いまの日本は「百年に一度」の危機に瀕している。それは実体経済面だけの話ではない。企業人、政治家・官僚が精神の危機に陥っているという点では、まさしく未曾有の危機なのかもしれない。2008年後半からの景気悪化にともない、給与・賞与削減、人員削減といったリストラ策を決断せざるを得ない状況のなかで「リーダー不在」が叫ばれる日本。リーダーたるものまたリーダーを目指す人は日々なにを心がけておくべきか。本書では、松下が当時の塾生たちにその思いを切々と伝えつづけた未公開テープ約百時間を中心にしつつ、政経塾の人間教育をベースにして構成されたものである。物事の本質を見極め衆知を集めつつ道を切りひらいていく人材となるために大切な
初めは、わかりにくいと思ったが、データと経験に基づく、合理的な人生を上手く乗り切るための、著者なりの考えが示されている。 p.16 自分のやりたいことを明確にし、人生目標を具体的に立てて、その目標のためにひたすら努力すれば人生はうまくいくというのは、本質的に虚構。 p.201 本だけ読んでいては教養もつかないし、人間としても磨かれません。教養をつけたり、 人聞を磨いたりするには、実体験や実践が主役で、本は脇役です。実体験や実践は簡単ではない( 参入障壁が高い)ので、ついつい手軽な参入障壁の低い読書に逃げてしまいがちです。 しかし、 簡単ではないものに価値があるのです。お手軽なものの価値は低いのです。たくさんの本を読んで、複数の著者の考え方や経験の疑似体験を集積し、自分の体験や実践との比較により相対的視点を身につけてこそ 、「人をつくる」ことに貢献するのです。
原題は「Fruiteless Fall」。「沈黙の春」へのオマージュか? かつてアインシュタインだったか、「蜜蜂が居なくならない限り人類は大丈夫だ」と。 養蜂の蜂が死骸もなく失踪する現象が多発。多くの植物は受粉できなくなる。Colony Collapse Disorder(CCD)の原因を探る物語。 ダニ説→西ナイルウイルス説→ノゼマ病微胞子虫→イスラエル急性麻痺病ウイルス→蜂のエイズか?→農薬、犯人探しは続く。 事態は複雑なのだ。合わせ技だったり長いドミノだったりchaos。 2000年代にこんな大事件があったのを知らなかった。日本でも似た事例はあるが、ニホンミツバチはまだ大丈夫みたい。でも日本でも受粉は西洋ミツバチがメイン。 蜂を飼いたいとは思わないが蜂蜜を食べたくなってきた。
子育てについて何が良くて何が悪いのかはよく議論されるが、科学的に良いと言い切れるのは何か、ということが良くまとまっている。 果たしてTVは子供の成長を阻害するのか、それとも助長するのか。(本書では2歳未満はNGで、2歳を超えると使い方次第でOK) 外国語を勉強するのはいつが良くて、どのような方法が良いのか(3歳までの語彙力が重要で、4歳以降では遅すぎる。 6歳以下から学び始めればであれば、Nativeと同じ学習速度で言語を獲得できる。7歳を過ぎると急激に獲得速度が落ちる。ちなみに、TVで英語を垂れ流しは全く効果ない) などなど、これを真剣にやっていると疲れてしまうが、日常でこれはやってみようかな、という点の気付きになる。
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