アジア地域は海賊版ソフトに“寛容” 海賊版DVD/CDの61%にはマルウエアが仕込まれており、平均5種類、最大で38種類のマルウエアが検出された。海賊版ソフトのダウンロードをホスティングしているすべてのWebサイトには、不審なポップアップ広告が表示される。新品のパソコンであっても海賊版ソフトがインストールされたものは、その92%がマルウエアに感染している。 「残念ながら、アジア太平洋地域における海賊版ソフトの“普及率”は世界一だ」―こう語るのは、シンガポール国立大学計算機工学科で准教授を務めるBiplab Sikdar氏だ。 シンガポール国立大学計算機工学科 准教授 Biplab Sikdar氏 Sikdar氏は6月21日、Microsoftがシンガポールにて開催したサイバーセキュリティに関するメディア向け勉強会「Microsoft Cyber Trust Experience 2017」
![海賊版ソフトの利用は「百害あって一利なし」――マイクロソフトが調査結果を公開](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/98b76fa48ab7eea6ecf40cec80d69643605712a5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fez-cdn.shoeisha.jp%2Fstatic%2Fimages%2Farticle%2F9508%2F9508_5.jpg)