「大田区の町工場が協力して作った」とのふれこみで注目を集めた「下町ボブスレー」だが、平昌五輪で使用契約を結んでいたジャマイカ女子チームが使用を拒否し、オリンピックでの初滑走をまたもや逃した模様(朝日新聞)。 ジャマイカチームは昨年12月のワールドカップで輸送トラブルで会場に届かなかった「下町ボブスレー」の代わりにラトビア・BTC社製のボブスレーを使用。驚異的に記録が伸びたのを契機に五輪本番でもラトビア製ボブスレーの使用を決めた。 下町ボブスレープロジェクトは2011年に開始され、町工場の高い技術力を示そうと内外のチームにソチ・平昌五輪での使用を目標に提供のオファーを続けてきたが、日本チームには採用されず、ジャマイカチームが初の採用を決め平昌オリンピックで初の使用が見込まれていた。 なお下町ボブスレープロジェクトはジャマイカボブスレー連盟に対して違約金6800万円を求める訴訟を起こす模様。