九州大学談話会「IMI Colloquium」 https://www.imi.kyushu-u.ac.jp/seminars/view/3001Read less
4. 公開にあたって ●まえがきに代えて 本書は 株式会社 セガ にて行われた有志による勉強会用に用意された資料を一般に公開するもので す。勉強会の趣旨は いわゆる「大人の学び直し」であり、本書の場合は高校数学の超駆け足での復習 から始めて主に大学初年度で学ぶ線形代数の基礎の学び直し、および応用としての3次元回転の表現の 基礎の理解が目的となっています。広く知られていますように線形代数は微積分と並び理工系諸分野の 基礎となっており、だからこそ大学初年度において学ぶわけですが、大変残念なことに高校数学では微 積分と異なりベクトルや行列はどんどん隅に追いやられているのが実情です。 線形代数とは何かをひとことで言えば「線形(比例関係)な性質をもつ対象を代数の力で読み解く」 という体系であり、その最大の特徴は原理的に「解ける」ということにあります。現実の世界で起きて いる現象を表す方程式が線形な振
整数の合同 整数問題を解くにあたって、すごい力を発揮するのは合同式。大学の数学科とかにいくとすぐに同値類を習って、その代表例として出てきます。が、受験数学終わったばかりの生徒に「剰余類」なんていわれても、意外となんで剰余なんていうのかすぐにはピンと来なかったりします。 これから、これを利用する問題も扱っていくかもしれないので、一応、資料としてご覧下さい。 2数 a, b が pを法として合同 ⇔ a-b がpで割り切れる。つまり整数kを用いて、a-b=pkとかける。 (あるいは、pで割った余りが等しい) これを a≡b (mod p)で表す。 例えば、 11≡6≡1 (mod 5) 11≡8≡5≡2 (mod 3) という感じです。 この合同式においては、割り算以外の計算は普通の四則演算と同様にできるところがすごいところ。すなわち、
モンティ・ホール問題 閉まった3つのドアのうち、当たりは1つ。プレーヤーが1つのドアを選択したあと、例示のように外れのドアが1つ開放される。残り2枚の当たりの確率は直感的にはそれぞれ 1/2(50%)になるように思えるが、はたしてそれは正しいだろうか。 モンティ・ホール問題(モンティ・ホールもんだい、英: Monty Hall problem)とは、確率論の問題で、ベイズの定理における事後確率、あるいは主観確率の例題の一つとなっている。モンティ・ホール(英語版)(Monty Hall, 本名:Monte Halperin)が司会者を務めるアメリカのゲームショー番組、「Let's make a deal(英語版)[注釈 1]」の中で行われたゲームに関する論争に由来する。一種の心理トリックになっており、確率論から導かれる結果を説明されても、なお納得しない者が少なくないことから、モンティ・ホール
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く