この記事は 約4 分で読めます。 隙のない構成、緊張感が伝わるガチの演技、これが賞を獲れなかったらどれが獲るんだよ、と言いたくなるほど完成度の高い家族ドラマ。87点(100点満点) 別離のあらすじイランのテヘランで暮らすシミン(レイラ・ハタミ)とナデル(ペイマン・モアディ)には11歳になる娘がいた。妻シミンは娘の教育のために外国へ移住する つもりだったが、夫ナデルは老いた父のために残ると言う。ある日、ナデルが不在の間に父が意識を失い、介護人のラジエー(サレー・バヤト)を追い出してしまう。その夜、ラジエーが入院し流産したとの知らせが入り……。 (シネマトゥディより) 別離の感想「彼女が消えた浜辺」、「セールスマン」、「ある過去の行方」、「エブリバディ・ノウズ」、「英雄の証明」のアスガー・ファルハディ監督による、ベルリン映画祭で3冠を獲り、アカデミー賞最優秀外国語映画にノミネートにされた力作。