ボクシングのWBC世界バンタム級タイトルマッチが1日、東京・両国国技館で行われ、挑戦者の同級1位・山中慎介(35=帝拳)が前王者のルイス・ネリ(23=メキシコ)に2回TKO負けを喫し、昨年8月以来の王座返り咲きはならなかった。山中は試合後に会見を行い、現役引退を表明した。一問一答は以下の通り。 【写真】黒髪の“恋人”を連れたネリ ―ネリの体重超過あった中、結果をどう受け止める。 「僕より強かったというだけ。本当に体も柔らかくていい選手。ただ、ルールがあるので、本当に人として失格だなと。いらつきが収まらなかった。これからはちゃんとしてほしい。ボクシング界全体で厳しくしてほしい」 ――相手の体のことで影響はあったか。 「相手の体重のことは気にせず、万全をつくることを意識して計量後はやっていました」 ――ネリのパンチは威力あったか。 「利くパンチは見えないが、それをもらってしまったので、ちょっと