セガサターンは、セガ・エンタープライゼス(当時)から発売された据え置き型ゲーム機。セガが発売した6番目の家庭用ゲーム機となるため、太陽系第6惑星の土星にちなんでサターンと名付けられている。当時“次世代ゲーム機”と呼ばれていたハードの中で先陣を切って発売され、半年後には国内100万台出荷を記録するなど、最高の滑り出しを達成。国内販売としてはセガ最大のヒットゲーム機となった。 32ビットCPUを2基搭載し、64ビット級のマシンパワーを実現。よりハイクオリティーな描写の2D表現はもちろん、ポリゴンによる3D表現も可能となった。とくに2Dの描画に関してはアーケード用システム基板同等もしくはそれ以上のスペックを有していて、ゲームファンのあいだでは「2Dのサターン、3Dのプレステ」などと呼ばれることもあった。 本体後方には拡張カートリッジスロットがあり、RAM容量を増強する拡張RAMカートリッジを挿す