タグ

2022年10月27日のブックマーク (2件)

  • なんでも知っている職場の Oracle は何でも知ってるわけではなかった話|牛尾 剛

    私は大手のクラウドプロバイダーで開発者をしているが、職場に 同僚からOracle (なんでも知ってる人) と言われる Bala という人がいる。実際に、彼に質問をすると、会社のシステムの細かいふるまいについても答えてくれる。いつも、ほんまに知ってるだけでも凄いけど、どうやって記憶しているのやろうとも思っていた。 質問に備えて自分でコードポインターとかの情報や、Spec を整理しているのだろうか? Bala の実態が判明した日私はリモートワークよりも出勤好きなので、毎日会社に来ている。Balaも最近は3時以降ぐらいから毎日きている。あるとき、立ち話をしているときに、「このコンフィグってどこにも説明ないけど、どういう意味か知ってる?」ってめっちゃ気軽に質問した。雑談のついでで、「知ってたらラッキー」ぐらいの感じだ。 すると、Bala は自分のデスクの方に歩いて行って、巨大なリポジトリを検索して

    なんでも知っている職場の Oracle は何でも知ってるわけではなかった話|牛尾 剛
  • 「ラスボスCOBOL」に挑んだベイシア、2万本のプログラムをいかにリライトしたか

    カインズやワークマン、ベイシアなどから成るベイシアグループは、メインフレームの撤廃とCOBOL資産のマイグレーションを2022年5月に完遂した。約3年をかけたプロジェクトの全容を2回に分けて見ていく。 「基幹系システムが足かせになってはならない」 ベイシアグループはメインフレームベースのシステムを約20年前から徐々にクラウドサービスなどに移行してきた。しかし一部の商品マスターや発注・在庫管理などの機能を備えるベイシアグループ共通システムと、ベイシアの基幹系システムはメインフレームに残っていた。記事ではこの2システムを便宜上、基幹系システムと呼ぶ。 この基幹系システムは富士通製メインフレーム上にプログラミング言語のCOBOLで開発したアプリケーションを稼働させたものだ。もともとベイシアグループはスーパーマーケットのベイシアからスタートし、ワークマンやカインズなど新会社を次々に立ち上げてきた

    「ラスボスCOBOL」に挑んだベイシア、2万本のプログラムをいかにリライトしたか