ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (23)

  • ボランティア集団の戦況分析「オープンソース・インテリジェンス」が、情報戦を変えた - 青葉やまと - Newsweek 日本版

    オープンソース・インテリジェンスで有名な英「ベリングキャット」のロシア-ウクライナモニターマップ bellingcat.comより <かつて戦局の情報収集といえば、諜報機関の独壇場だった。いまやオンラインの地図やSNSの動画をもとに、有志チームや専門家個人が真相を導き出している> 有志集団の力で情報を検証し、価値ある新たな事実を読み解く手法は、「OSINT(オシント:オープン・ソース・インテリジェンス)」と呼ばれる。既報のニュース記事や公開されている衛星画像、ひいては一般のユーザーがSNSやYouTubeなどに投稿した動画などを大規模に収集・分析し、国レベルの動向や伏せられた機密情報などを読み解くアプローチだ。 この手法はすでに、私たちが耳にする情報のなかにも浸透している。キエフに向かう64キロの戦車の車列が連日報じられたが、64キロという数字は、ロシア軍が発表したものでもウクライナ軍が

    ボランティア集団の戦況分析「オープンソース・インテリジェンス」が、情報戦を変えた - 青葉やまと - Newsweek 日本版
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    iwaiwa 2022/03/19
    民間が入手可能な情報からだと、どうやって質を担保するのかという論点があるが、もうそのレベルではないのかもしれない。それはともかく、日本の大手メディアがもっとも遅く質も低いんじゃなかろうか。
  • ウクライナ「報道」でも目立つ、ワイドショーでの適当で無責任なコメントたち NEWSWEEK

    <良い報道には現地の取材だけでなく解説や分析も必要だが、「タレント」の能力を超えた問題についての発言が「報道」と受け取られる危険性を認識すべきだ> ニュース番組でもない、娯楽番組でもない、ハイブリッドな日テレビのワイドショーを初めて見たときにはとてもびっくりした。なぜなら、多くのレギュラー出演者(タレントや弁護士、大学の教授など)はどんなニュースであっても、どんなテーマであっても迷いなくしゃべる。 表現の自由は大事だから、誰が何についても、自分の意見が言える環境を確保するのは重要なことだ。ただワイドショーに出演するタレントなどは自分の意見を述べることだけでなく、どこかの状況を説明したり何らかの事件の原因について仮説を立てたりすること、つまりほぼ事実として説明する役割を担っている。 話すのがうまく影響力のある人が説明すると、その内容を信じてしまう視聴者がいる。テレビ以外の媒体であまり情報

    ウクライナ「報道」でも目立つ、ワイドショーでの適当で無責任なコメントたち NEWSWEEK
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    iwaiwa 2022/03/19
    いたってもっとも。
  • 「ヒュブリス」だった東京五輪が日本に残す教訓

    <「安全・安心」とは何だったのか。IOCは「上から目線」だったが、政府はそれを事実上支持した。五輪関係者向けに厳しいルールを定めたが、非現実的で、ほとんどチェックされなかった。今大会はいわば「ヒュブリス五輪」だった> いったい何回、聞かされたのか。「安全・安心な大会」と。 2020年3月に東京五輪・パラリンピックの延期が決まってから大会組織委員会の全ての記者会見で、1時間に少なくとも10回は耳にした。スローガンのようになっていた。 「安全・安心」とは何か? と私は何度も責任者に尋ねたが、確かな答えを得られなかった。 日オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は「定義がないと思う」。組織委員会の森喜朗前会長は「基準がないよね」。 橋聖子会長は「都民国民の皆さまにとって安全で安心できる大会を私たちがどのように開催しようとしているのか、皆さまに実感していただくには一層の情報発信の努力が必要

    「ヒュブリス」だった東京五輪が日本に残す教訓
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    iwaiwa 2021/09/09
    良記事。そして、こうした記事が出ることが、しっかりした検証の実現のために必要なのだと思う。
  • 外国人を犯罪者予備軍とみなす日本の入管の許されざる実態|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    入管収容施設内での死亡はこれまで余りニュースとして取り上げられなかった(写真は東日入国管理センター) Yuya Shino-REUTERS <性善説で成り立つ日の社会で、なぜ白人以外の外国人は性悪説をもって扱われるのか> しばらく前から「お悔やみ申し上げます」「ごめんなさい」「申し訳ない」や「日を嫌いにならないでね」と、心優しい日の人々からメッセージが届いている。 今日で「スリランカ」が最も話題の国の一つになった。私の出身地でもあるスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさん(享年33才)が、今年3月6日に名古屋出入国在留管理局(名古屋入管)の収容施設に収容中に亡くなった。入管収容所で命を落とした人間は2007年以降だけでも21人となる。この手の話は今まであまりニュースとして取り上げられることがなかった。ある意味珍しく収容施設内での死亡が全国ニュースとなった。 今回は難民申請に関する

    外国人を犯罪者予備軍とみなす日本の入管の許されざる実態|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
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    iwaiwa 2021/05/26
    良記事。
  • ホテルで24時間監視、食事はカップ麺の「おもてなし」 欧州選手団がマジギレの東京五輪プレ大会

    五輪最終予選とテスト大会を兼ねた水泳飛び込みのワールドカップが開催された東京アクアティクスセンター Issei Kato - REUTERS 怒りの声が上がった飛び込みW杯 市民の間では「東京五輪は中止せよ」の声が止まず、コロナの感染拡大は依然収まらない。そんな中、海外から選手を呼んで五輪最終予選とテスト大会を兼ねた水泳飛び込みのワールドカップ(W杯)が5月1日~6日、東京都内で実施された。 選手らは厳しいコロナ対策の中で大会に臨んだが、宿舎から出られず缶詰め状態、事は全が弁当支給と、おいしい日を期待してやってきた選手たちからは「なんだこの事は!」と失望や不満が続発。東京五輪が標榜してきた「おもてなし」を発揮するべきはずが、全て吹き飛んでしまった。 コロナ禍の日国内で行われる「多数の外国人選手が出場する最終予選」として、五輪番前の最初で最後の機会だったこのプレ大会。運営側のチ

    ホテルで24時間監視、食事はカップ麺の「おもてなし」 欧州選手団がマジギレの東京五輪プレ大会
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    iwaiwa 2021/05/16
    OMG.....
  • ビットコインバブルは2021年ほぼ間違いなく崩壊する

    ナスダックのサインの前でコインベース上場記念のセルフィーを撮る社員(4月14日、ニューヨーク) Shannon Stapleton-REUTERS <ビットコインがバブルであることは、ビットコインの支持派、反対派ともに合意している。合意がないのは、そのバブルが崩壊するのはいつか、ということだ> 私は、今年崩壊すると思う。理由は、上がりすぎたからだ。 歴史的に、バブル崩壊の理由は、ほとんどすべてのケースにおいて上がりすぎたことが原因である。急激に上がったということは、急上昇の局面で買った人々がいるということだ。彼らが保有し続ける理由はただひとつ。上がり続けると信じているからであり、そして、その信仰が実際の上昇によって裏付けられるからだ。 逆に言えば、その裏づけが消えればパニックになって、投売りをする。投売りは投売りを呼び、暴落は一瞬で起こる。 唯一持続可能なバブルは、次々と新しい買い手が現れ

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    iwaiwa 2021/04/19
    とても分かり易い記事。
  • 慰安婦訴訟、国際社会の「最新トレンド」で攻める韓国と、原則論で守る日本

    <ソウルの日大使館が差し押さえられ、「現金化」もされかねない事態を招いたのは、モノ言わず戦いもしない日外交だ> 2020年、新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るう中、日韓関係の悪化が霞んで見える状況が続いてきた。コラムでも述べて来たように、この年の8月には、元徴用工問題での被告側日企業資産の「現金化」や日韓GSOMIA破棄期限等があったにも拘わらず、両国関係は一昨年の様に緊張せず、以後も相対的に平穏な状態が続いてきた。 しかしながら、明けて2021年1月8日、韓国から日韓関係を大きく揺るがしかねないニュースが飛び込んできた。即ち、ソウル中央地方裁判所による、慰安婦問題に関する判決である。この裁判は、日軍の元従軍慰安婦12人(故人を含む)が日政府に損害賠償を求めたものであり、ソウル中央地方裁判所は原告の請求を認め、日政府に1人当たり約950万円(1億ウォン)の賠償を命じる事と

    慰安婦訴訟、国際社会の「最新トレンド」で攻める韓国と、原則論で守る日本
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    iwaiwa 2021/01/09
    良記事。
  • トランプはなぜあれほど強かったのか──経済政策でもたらした最大のインパクトとは

    トランプ政権の経済政策は、財政赤字に対するアメリカ人の常識を覆した...... REUTERS/Tom Brenner <アメリカの有権者の多くは、トランプの「人格」に対しては眉をひそめていたにしても、少なくともトランプ政権の経済的な実績に関しては一定の評価を与えていた。トランプが経済政策面でもたらした最大のインパクトとは......> 現職の共和党候補トランプと民主党候補ジョー・バイデンとの間で争われた2020年の大統領選は、バイデンの勝利で終わり、トランプ政権は1期4年でその幕を閉じることになった。トランプの再選が叶わなかった最大の敗因は、明らかに、2020年から始まったコロナ禍にあった。トランプ政権は感染拡大の初期段階から、新型コロナの感染拡大を軽視し、積極的な防疫の必要性を否定し続けた。その結果、感染者数と死者数の双方において、アメリカは世界最悪の感染国になってしまったのである。

    トランプはなぜあれほど強かったのか──経済政策でもたらした最大のインパクトとは
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    iwaiwa 2020/11/26
    良記事
  • 中国の傲慢が生んだ「嫌中」オーストラリア

    中国に好意的なオーストラリア人は、過去3年で64%から15%に激減した。他の民主国家もこれに続くだろう> 中国はオーストラリアを自陣営に取り込もうと、長年工作を行ってきた。そうした場合に中国が好んで使う武器はカネだ。 オーストラリアの輸出のざっと3分の1は中国向けだ。さらに最近まで中国はオーストラリアに多額の投資を行っていた。 アカデミックな世界でも、中国は影響力を広げている。中国人留学生はオーストラリアの大学の在籍者総数の10%を占める。オーストラリアの公立大学37校のうち13校には、中国政府が世界各国の大学などと提携して中国語と中国文化普及の名目で設立している「孔子学院」がある。またオーストラリアの複数のシンクタンクは、中国政府と関係がある個人や団体から寄付を受け、中国寄りの政策を提言している。 オーストラリアの小さな隣国ニュージーランドでは、さらに中国の存在感が大きい。西側陣営の切

    中国の傲慢が生んだ「嫌中」オーストラリア
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    iwaiwa 2020/10/16
    この記事は日本にとってこそ大事だと思う。嫌中ということではなく、中国の行動様式と、他国がどう取り込まれ、どう対応しているかを知るという意味で。
  • 中国共産党化する日本政治

    <携帯料金や日学術会議人事への政治介入で、「働く内閣」の関心は権力行使そのものであることが露呈した。これは経済政策も中央集権化して失敗した共産主義国家と同様の帰結になる危険性があることを意味する> 携帯料金に政治介入するという憲法違反、共産主義国家のような統制経済が始まった。これは、中国でもいまややらないレベルの統制で、これでビジネスが育つわけがなく、日の市場経済は終わりだと思っていたが、実は、それ以上で、経済だけでなく、社会も、日中国以上の統制国家になりつつあるようだ。 日学術会議への人事介入は、戦後の日歴史ではあり得ないこと。安倍政権時の憲法改正議論や、敵地攻撃論など比べ物にならない(なぜなら、これらは国家の安全保障戦略としては妥当という議論は十分にあり得るからだ)、戦中の統制社会を彷彿させるもので、NHKの朝のドラマのタイミングと相まって、人々を恐怖に陥れるには十分な効

    中国共産党化する日本政治
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    iwaiwa 2020/10/04
    もっともっと警戒され批判されるべきだと思う。このままなんとなくいってしまうのはとても怖い。日本に当たり前の自由がなくなってしまわないように。
  • 原爆投下75年、あの日アメリカが世界に核兵器をもたらした、と各国が非難

    今も原爆投下の過ちを認めず、核軍縮にも逆行し始めたアメリカ(写真は1945年8月9日、長崎に投下された原爆のキノコ雲) U.S. Air Force/REUTERS <核保有国も非保有国も、それぞれの立場から原爆の犠牲を悼み、アメリカの核政策を恨み、核廃絶を訴えた> 広島と長崎に原爆が投下されて75年、アメリカの外交政策に批判的な複数の国が、世界に核戦争を持ち込んだアメリカを強く非難した。 ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、広島に原爆が投下された8月6日、平和記念式典の参列者に向けてメッセージを発表。「罪のない民間人の痛ましい死は、今も地球上の多くの人の心に残っている」と述べた。第2次大戦の終盤に投下された原爆により、広島では15万人が死亡。広島の3日後に原爆が投下された長崎では、約7万5000人が死亡したとされる。 「(原爆投下の)背景に第2次世界大戦があったとしても、いったい何が、計画

    原爆投下75年、あの日アメリカが世界に核兵器をもたらした、と各国が非難
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    iwaiwa 2020/08/08
    現在の日本で感じづらいことになっているのかもしれない。日本こそが声明を出すべきなのに。(ロシアはポジショントークかなと思うけれど)
  • 秘密警察や記章もない車両が市民をさらう──ここはトランプの独裁国家

    トランプがポートランドに送りこんだ正体不明の連邦職員によるデモ鎮圧に、地元当局もデモ隊も激怒> オレゴン州知事は、同州最大の都市ポートランドに連邦職員を送り込んでデモ参加者を逮捕させているとドナルド・トランプ大統領を批判。アメリカは「独裁国家ではない」と呼びかけた。 「この国は民主主義であり、独裁主義ではない」と、ケイト・ブラウン知事は7月20日夜のツイートで訴えた。「秘密警察が記章もない正体不明の車両で市民を誘拐するなんて。アメリカ合衆国大統領に、そんなことを訴えなくてはならないなんて」 ツイートとともに、ブラウンはポートランドにおける連邦治安機関職員の最近の活動について語ったナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)の番組の一部をシェアした。 「連邦政府による露骨な権力乱用だ」と、ブラウンはNPRの番組で語った。「(職員は)デモの鎮静化にはふさわしくない訓練を受けた人々だ。率直に言って

    秘密警察や記章もない車両が市民をさらう──ここはトランプの独裁国家
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    iwaiwa 2020/07/22
    こんなことまで起きてしまうのか。ちょっと言葉を失ってしまった。おそろしい。
  • 新型コロナ日本感染ルーツとウイルスの種類:中国のゲノム分析から

    中国の研究者らが新型コロナウイルスのゲノム配列に関して暫定的な研究結果を発表した。それにより日で感染しているウイルスのルーツや種類も見えてきた。飛行機搭乗とも関係し日の対策の是非の参考になる。 ウイルス経路マップ──日人感染者のルーツとウイルスの種類が見える 2月21日、中国科学院シーサンパンナ熱帯植物園(雲南省)に在職する研究者である郁文彬博士(Wen-Bin Yu Ph. D)等が「新型コロナウイルス肺炎の進化(変異)と感染を全てのゲノム学的なデータに基づいて解読する(Decoding evolution and transmissions of novel pneumonia coronavirus (SARS-CoV-2) using the whole genomic data)」という論文(以下、論文)を中国科学院の学術論文プレプリント・サーバーChinaXivに投稿した

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    iwaiwa 2020/03/11
  • クルーズ船の隔離は「失敗」だったのか、専門家が語る理想と現実

    乗客乗員3000人以上が2週間隔離された(横浜港に停泊するダイヤモンド・プリンセス号、2月7日) KIM KYUNG HOONーREUTERS <なぜもっと早期に下船させなかったのか、船内の感染症対策が不十分だったのでは?という批判の声に、感染症対策の第一人者が早期に下船できなかった理由を考察。誌3月10日号の緊急特集「新型肺炎 何を恐れるべきか」より> 日は、新型コロナウイルスの封じ込めに失敗したのだろうか。 クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号(以下、クルーズ船)は、横浜港で2週間にわたり乗船客を隔離し、2月19日から乗客を下船させたが、2月28日現在、乗客と乗員3711人中700人以上が新型コロナウイルスに感染し、6人の死者が報告されている。 なぜもっと早期に下船させなかったのか、船内の感染症対策が不十分だったのでは? などさまざまな批判が国内外から出ている。 災害対策や危機管理

    クルーズ船の隔離は「失敗」だったのか、専門家が語る理想と現実
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    iwaiwa 2020/03/05
    こうした冷静・客観的な記事は大事。
  • 一斉休校でわかった日本人のレベルの低さ

    マスクをして通学する小学生、一斉休校でこの日が今年度最後の登校に(2月28日) Issei Kato-REUTERS <入試の公平性や教育の格差は大問題になるのに、一斉休校で教育の機会が失われることには異論を唱えない。日は終わった> 日はもう終わりだ。 コロナウイルスによって終わったのではなく、終わっていたことがコロナウイルスによって明らかになったのだ。 安倍首相は、官邸主導で、全国の小中高校の一斉休校を要請した。 最悪だ。 目的が間違っている。 感染拡大を抑えるということだが、子供の感染率は低いし、それよりも高齢者のスポーツジム利用自粛要請の方がまだましだ、という例で明らかなように、手段の優先順位が間違っている。 しかし、そんなことは今に始まったことではない。そんなことで日が終わるなら、とっくに終わっている。 私にとっての最大の驚きは、官邸のこの意思決定に対する人々の反応だ。 もち

    一斉休校でわかった日本人のレベルの低さ
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    iwaiwa 2020/03/03
    まったくその通りとは思わないが、一つの視点であり、問題提起として意味があると思う。それにしても、現政権の悪い部分や弊害が本当に広く大きくなってしまったとあらためて感じる。
  • 「部外者」には分かりにくい、日本の見えないマナー違反

    のルールのなかには理解できないものが結構ある METIN AKTASーANADOLU AGENCY/GETTY IMAGES <明文化されていないルール、マナーを守ることは、その文化や習慣の外側で暮らした人にとってはなかなか難しい> 日社会のルールやマナーについて考えるとき、よく思い出すのが十数年前、東京都内の混み合った電車に夫と2人で乗った時の出来事だ。 「電車に乗ったらリュックを下ろすのが常識だろう!」。男性の怒鳴り声がすぐそばで聞こえ、そちらを向くと、怒られていたのは夫だった。慌てて背負っていたリュックを下ろした夫は申し訳なさそうに「すみません」を繰り返した。 首都圏で暮らす人にとって、満員電車にかばんを背負ったまま乗らないというのは「常識」だ。ただ、うっかり者の夫にも多少の言い分はある。九州で生まれ育ち、社会人になっても地方勤務が長く、この時はまだ都心に向かう通勤電車に乗り始

    「部外者」には分かりにくい、日本の見えないマナー違反
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    iwaiwa 2020/02/24
    日本の細かいルールなんてほとんどが狭い世界の勝手なものなのだから、そんなことを気にしない人が次々現れて壊れてしまった方が健全だと思う。あと、怒鳴らずに話し合えばいいというところ、本当に大事。
  • ラグビー場に旭日旗はいらない

    旭日旗で間違ったメッセージが伝わる可能性もある(2012年に埼玉で行われたサッカーワールドカップアジア最終予選の対イラク戦) KIM KYUNG-HOON-REUTERS <ラグビーは品位と尊重を旨とするスポーツ。大成功のワールドカップ会場に、差別と結び付き得る旗は似合わない。ラグビーの未来と課題に焦点を当てた誌「躍進のラグビー特集」より> ラグビーワールドカップ大会で、これまで最もラグビーの精神を感じた瞬間は、アイルランド代表率いるジョー・シュミット監督が、日に敗れた衝撃的な一戦の直後に語った言葉である。元教師という肩書を持つ名将は、最初の質問に答える前に「日におめでとうと言いたい。素晴らしかった。当にビッグチームだ」と、敵を手放しに称賛した。 アイルランドの歴史をひもとけば、伝統国かつ世界有数の強豪でありながら、ワールドカップでの戦績はベスト8止まりといつも物足りないものだ

    ラグビー場に旭日旗はいらない
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    iwaiwa 2019/10/24
    良記事。
  • 安倍首相はよく耐えた! | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    10月26日、日中首脳会談における安倍首相(右は世耕大臣)Nicolas Asfouri-REUTERS 李克強は「日戦争責任を深く反省せよ」と言い、習近平は上から目線で笑顔を見せなかった。他国の首相への笑顔の振りまき方と比べず、習近平が安倍首相に顔を背けなかっただけで喜ぶ日のメディアが哀しい。 他国の首脳と会った時の習近平の笑顔 日の多くのメディアは、2014年11月14日の北京で開催されたAPEC首脳会談において安倍首相と習近平国家主席が会談した際の無礼極まる顔と比べて、「なぜ、ここまで表情が穏やかになったのか」、中には「にこやかになったのか」とさえ表現するトーンで今回の日中首脳会談の習近平の表情を伝えている。 まるで習近平が笑顔でも見せたような印象を与えるが、笑顔になっているかどうか、まず今回の日中両首脳の表情を見てみよう。 10月26日付けの中国共産党新聞網の写真をご覧いた

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    iwaiwa 2018/10/28
    良記事。安倍首相の良し悪しは別として、外交の現実を知ることは大事だと思う。
  • オーストラリアは忘れまい、しかし許そう

    平均的なオーストラリア人は今の日にそれほど恨みを抱いていない(写真は17年4月、シドニーの記念パレードに参加した元兵士) David Gray-REUTERS <大戦中に捕虜が受けた虐待の記憶は消えない それでも今の世代が新たな日豪関係の構築に進む理由> <誌2015年8月11&18日号「特集:『戦後』の克服」より転載> ジャック・ハープリーは25歳で無惨な死を遂げた。悲劇だが、あの時代には決して珍しいことではなかった。 オーストラリアの牧羊地帯で育った快活な青年ジャックは第二次大戦中、日軍がボルネオ島に設置した悪名高いサンダカン捕虜収容所に送られた。肉体的・精神的な虐待が繰り返された後、捕虜たちは数回に分けて約260キロ離れたラナウまでジャングルの中を歩かされた。1945年1〜6月のことだ。 捕虜たちは栄養不良や病気で弱っていた。しかも26日間の移動中に与えられた料はわずか数日分

    オーストラリアは忘れまい、しかし許そう
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    iwaiwa 2018/08/17
    良記事。
  • 元米兵捕虜が教えてくれた、謝罪と許しの意味

    <元捕虜収容所長を祖父に持つ誌記者が、日軍の捕虜だったアメリカ兵と向き合った> <誌2015年8月11&18日号「特集:『戦後』の克服」より転載> 8月15日、日は戦後70周年を迎える。日が語る「国家」としての歴史が議論される一方で、第二次大戦には当時を生きた一人一人の物語がある。それはそれぞれの国で、体験者それぞれの「真実」として、多くの場合苦しみを伴いながら今後も語られていく。その戦争の記憶に「終止符」を打てる日は来るのだろうか──。 捕虜たちが見た地獄 6月初め、私は祖父が残した物語といま一度向き合うため、赴任先のニューヨークから米南部のニューオーリンズ空港に降り立った。ジャズの街ニューオーリンズは既に夏真っ盛りで、空港を出るとむわっという熱気が身を包む。車で30分も走れば音楽と酒にまみれた繁華街フレンチクオーターに到着するが、私を乗せたタクシーが向かう先は陽気な観光地では

    元米兵捕虜が教えてくれた、謝罪と許しの意味
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    iwaiwa 2018/08/16
    後でちゃんと読もう。