米調査会社IDCが3月6日(現地時間)に発表した予測によると、2014年の世界におけるタブレット出荷台数は前年比19.4%増の2億6090万台になるという。2013年は前年比51.6%増だった。IDCは予測を前回から3.6ポイント下げた。 IDCは成長が鈍化する理由として、ここ数年に急落してきた価格の下げ率が減速していることと市場の成熟を挙げた。 消費者向け出荷の減速にともない、商業向け出荷の出荷台数全体に占める割合は今後増加するという。これまで商業向け出荷の成長は教育市場などに限られていたが、今後は企業規模にかかわらずエンタープライズ市場に浸透していくとIDCはみており、これは米MicrosoftのWindowsにとって有利だとしている。
クラウドやコンシューマー技術、私物端末の業務利用(BYOD)によって企業向けIT分野における独占状態が脅かされる中で、Microsoftはモバイル端末管理(MDM)やクラウドコンピューティングの分野で自社製品の攻勢を強めている。 Microsoftは企業に対し、同社のプラットフォームとツールこそ、ユーザーが私物のスマートフォンやタブレットで会社のデータにアクセスするクラウドコンピューティングとBYODの時代にふさわしいと納得さようとしている。 Windows ServerおよびSystem Center事業部のブラッド・アンダーソン副社長は、「某社」という間接的な呼び名を使って、仮想化で競合するVMwareに矛先を向けた。Hyper-Vに切り替えた米国のDomino's Pizzaのような企業では、高密度化、パフォーマンスの高速化、安定性の向上が実現できたという事例を紹介。「Microso
関連キーワード DaaS | デスクトップ仮想化 | VDI(Virtual Desktop Infrastructure) | Amazon WorkSpaces | BYOD(Bring Your Own Device) | Windows 7 クラウド型仮想デスクトップサービス「DaaS(Desktop as a Service)」のブームは突如として訪れたのだろうか? いや、DaaSは決して新しい概念ではなく、米IBMは数年前からデスクトップサービス製品を提供している。実際にはDaaSは数年の間、完全に忘れ去られたアプローチだった。しかし、ここ数カ月の市場の動向は無視しがたい。 2013年10月に米VMwareがDaaSを手掛ける米Desktoneを買収し、その1カ月後には米Amazon Web Services(AWS)が独自のDaaSソリューション「Amazon Workspa
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