日本サッカー協会の犬飼基昭会長(67)が24日、浦和のフォルカー・フィンケ監督(61)に“レッドカード”を突きつけた。広島戦(22日)で相手DFのチャージを受けながらプレーを続けたFWエスクデロ(20)について「倒れるべきだった」と発言したフィンケ監督に対し、元浦和社長でもある犬飼会長は「指導者の資格はない」と怒りを爆発させた。 この日、東京・文京区のJFAハウスで行われたNACK5のラジオ番組「ファンファンサッカー」の収録の冒頭。犬飼会長は、日本サッカー協会が推進するフェアでタフなプレーに逆行する発言をしたフィンケ監督をぶった切った。「倒れても審判は笛を吹いてくれない。少年サッカーでもすぐに倒れて審判の顔を見る選手がいる。日本サッカーに悪い影響がある。追放しないとダメだ」 さらに犬飼会長は浦和首脳も厳しく批判した。「(フィンケ発言は)明らかにおかしい。それを正せないのはクラブの怠慢だ