吉田泰則 ライフブランディング代表取締役 伊勢丹でメンズ館の立ち上げに参画し、伊勢丹メンズ館のバイヤーを務める。現在は独立し、男性専門ファッションコーディネートサービスを提供するライフブランディング代表。 この著者の記事を見る

吉田泰則 ライフブランディング代表取締役 伊勢丹でメンズ館の立ち上げに参画し、伊勢丹メンズ館のバイヤーを務める。現在は独立し、男性専門ファッションコーディネートサービスを提供するライフブランディング代表。 この著者の記事を見る
異国情緒を漂う横浜、水族館並びに動物園に続き、「PCスクリーンで男をあげる」第3弾は、東京の夜景にチャレンジだ。今回の相棒となるカメラは、高画質ながら持ち運びにも便利な小型軽量ボディの「Nikon D610」。いつものようにプロ写真家の土屋明氏とともに、カメラを携えての“夜遊び”に出かけ、前編では主に「風景」という観点からの撮影を試みた。 (写真=土屋明) 夜景を撮るなら「夜」になる前に!? 東京で夜景のきれいな場所といえば、多くの人が思い浮かべるのが、お台場。そこで東京ベイエリアの夜景をカメラに収めるべく、さっそく出向いてみた。まずはフジテレビ社屋の展望台から、標準のズームレンズを装着して、レインボーブリッジと東京タワーを一緒に写す。 時刻は16時45分。レインボーブリッジ、東京タワーともにライトアップが始まり、高層ビルの明かりもチラホラと灯り始めたが、これでは夜景とは言いがたい。
出口 治明(でぐち・はるあき) ライフネット生命保険会長兼CEO(最高経営責任者)1948年三重県生まれ。京都大学を卒業後、1972年に日本生命保険に入社。企画部や財務企画部にて経営企画を担当。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て、同社を退職。2006年にネットライフ企画株式会社設立、代表取締役就任。2008年にライフネット生命保険株式会社に社名を変更、生命保険業免許を取得。2013年6月より現職。著書に『百年たっても後悔しない仕事のやり方』(ダイヤモンド社)、『仕事は"6勝4敗"でいい「最強の会社員」の行動原則50』(朝日新聞出版)など多数。(写真:大槻 純一、以下同) 出口:37歳くらいですね。 高島:うちは34歳なので、同じくらいの世代ですね。30代への接し方、特に叱るときに、気をつけていることは何ですか。 出口:僕が嫌いなのは、価値観を押しつけること、それから根拠のない精神
増田 宗昭(ますだ・むねあき) カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社代表取締役社長兼CEO 1951年生まれ。大阪府枚方市出身。83年、「蔦屋書店(元・TSUTAYA枚方駅前本店)」を創業。85年、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)株式会社設立。2011年12月、大人たちに向けた新しい生活提案の場として、東京・代官山に「代官山 蔦屋書店」をオープン。TSUTAYAやTカードなど「カルチュア・インフラ」を創りだす企画会社の経営者として、奔走している(撮影/大槻純一) 増田:昔はモノがなかったでしょ。モノがなかったときはモノを作れば売れるわけです。作れば作っただけどんどん売れる。さらに売り場を広げれば、それだけ売れる。つまり需要と供給のバランスでいうと、需要の方がはるかに大きかったんですね。高度成長期が終わるまではそうでした。そんなとき、企業は何を考えるか? 需要=お客さんは最
(歌舞伎座のシンボルカラー、赤いエスカレーターに乗って上層階へ移動) 隈:前は劇場内にエスカレーターも、それからエレベーターすらなかったんです。ご高齢の方にはとりわけ不評だったのですが、今度はエスカレーターもエレベーターも付けました。 養老:エスカレーターが赤いね。 隈:今回の建築では、歌舞伎の特徴的な色である「赤」を意識的に増やしたんです。エスカレーターも手すりは当然のことながら、さらに普通は塗装しないステップの部分も赤く塗りました。それで、このような赤いエスカレーターができました。 先ほどご案内した地下広場も、大間も(前回参照)、赤が空間の大きなアクセントです。 養老:この「赤」というのは、まさしく歌舞伎という感じがするけど、どこから由来しているんでしょうかね。 柱もエスカレーターも「歌舞伎赤」 隈:おおもとは劇場の柱に塗られた朱の色で、歌舞伎の舞台でもよく使われるらしいんです。今、「
今回のシリーズでは、東京海上日動システムズの横塚裕志社長と、ITを使いこなすとは、どのようなことなのかを考えていきたいと思います。われわれは、ITの遅れによって、日本の様々な産業が遅れを招いてしまうことに危機感を抱いています。そこでまずは、日本ではあまり理解されていないITの活用法や、その背景を探ります。次に、日本のIT活用が、世界の先頭から2~3周遅れている原因を探ります。 さらに、最近(と入ってもここ数年ですが)、話題に上ることが多い、ビッグデータへの取り組み方について、議論していきます。ビッグデータというと、日本では、ハードディスクやデータベースを売ることばかり(データをためこむことばかり)、考えられている傾向が見受けられます。そうではなく、ビッグデータを使うことで、どのような価値が生まれ、どのようなサービスを実現できるのかが示されるべきです。 ITを使いこなすにも、現在の日本は、「
清野 由美 ジャーナリスト 1960年生まれ。82年東京女子大学卒業後、草思社編集部勤務、英国留学を経て、トレンド情報誌創刊に参加。「世界を股にかけた地を這う取材」の経験を積み、91年にフリーランスに転じる。2017年、慶應義塾大学SDM研究科修士課程修了。英ケンブリッジ大学客員研究員。 この著者の記事を見る
こんにちは。「バンドマン社長」河野です。 前回までの2回は、「『前年比』に囚われると会社がダメになる」という話をしました。右肩上がり幻想に基づいた「前年比」は時代遅れだし、そもそも「数字」を目標にするのは金の卵を殺す選択をしがちで、中長期で考えれば害悪だ、と。 さて、今回は「前年比」と同じくらい、僕が嫌いな言葉についてお話します。 それは「シェア」。「市場占有率」です。 うーん、前年比とシェアがキライな社長、というと、「なんて楽な会社なんだ」と思うかもしれません。甘いヤツだとお考になる方もいるでしょう。「そんな会社で働いてみたいもんだよ」とか。 実際は全然違います。 実は、「前年比」も「シェア」も、目標とするには簡単すぎる、頭より力任せで達成したくなる目標なんです。 だから、その期は良くても後になると、前年比とシェアのためにやった無理が、害悪に変わるんです。 順序立てて話しますね。 音楽業
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン これまでの連載では、メンタルヘルス面に重きを置いてきたが、今回は産業カウンセラーの仕事の1つであるキャリア・カウンセリングについて紹介したい。ここではキャリア・コンサルティング、すなわち人材採用・就職の支援業務を中心に取り上げる。 大量採用時代に入社し、生き残りをかけ社内外で苦戦を強いられている40代の会社員の現状を事例で紹介しながら、問題点を明らかにしていこう。 産業カウンセラーTさんは、人材採用の会社の代表をしている40代の男性だ。人材採用支援業務と言われても、どんな仕事かわからない人がほとんどだろう。 Tさんの仕事を、わかりやすく言うと、企業の経営資源(ヒト・モノ・カネ)の「ヒト」に関する仕事だ。人材の採用と復職支援、そのための教育も含
「生産性を上げろ!」 中間管理職の方なら、こんなゲキをトップや上司から飛ばされた経験が、一度はあるのではないだろうか。 しかも、最近のその“ゲキ”とセットで使われるのが、「早く結果を出せ!」というひと言。 効率を上げて、生産性を高め、早く結果を出せ! そんな無理難題をトップから突きつけられて苦労している中間管理職の方に、最近やたらとお目にかかることが増えた。 恐らくその背景には、今年に入って難問が次々と持ち上がっていることがあるのだろう。東日本大震災、超円高、タイの大洪水、TPP(環太平洋経済連携協定)などなど。生産性とスピードをこれまで以上に意識せざるを得なくなった、というわけだ。 生産性を上げる――。 経営者であれば、生産性にこだわるのは当然のことだとは、分かってはいる。だが、「効率を上げろ!」「生産性を上げろ!」という言葉を聞くたびに、なぜかイヤな気分になる。うまく言えないけれど、「
日本では11月11日に封切られたばかりの米映画「マネーボール」。松井秀喜選手が在籍するシリコンバレーの地元チーム、オークランド・アスレチックスを舞台にした、実話に基づく野球映画だ。昨年の米映画「ソーシャル・ネットワーク」でアカデミー賞を受賞した脚本家アーロン・ソーキンによるキレのいいセリフと俳優陣の好演で、米国でも人気を博している。 この映画は、ブラッド・ピット演ずる負け犬ゼネラルマネジャー(GM)と癒し系ギークのアシスタントのコンビが、データ分析を武器に貧乏球団を立て直そうと奮闘するお話。つまり、第三の主役が「データ」なのだ。 というわけで、米国でこの映画が公開された直後の9月下旬、ニューヨークで開かれたビッグデータの会議「Strata Summit 2011」には、アシスタント君のモデルであるポール・デポデスタ氏がゲストスピーカーとして登壇。参加者から大喝采を浴びた。 ちなみに同氏はロ
この小さな店が次に進出したのが首都圏と関西。商品は毎日広島から東京へ空輸する。本店同様、行列が絶えない人気を誇る。 八天堂の土俵であるパンという市場はそもそも飽和している。農林水産省の生産動態調査によれば、全国の食パンの生産量は1981年にピークを迎え、それ以降は漸減している。かろうじて微増を続けていた菓子パンも、1990年代の半ばからは頭打ちになった。惣菜パンや調理パンも2000年頃から伸びなくなった。 国民1人当たりの生産量で見ると状況はさらに厳しい。1970年代半ば以降、その生産量はほとんど変わっていない。つまり、戦後から食生活の変化と人口の増加で伸びてきたパンの消費量がすでにその時期に飽和していたのである。そして、今後は人口の減少と高齢化でさらに消費量が縮小していくことが容易に予想される。 この大変に厳しい市場環境の中で、いまでこそ、クリームパンに特化して大繁盛している八天堂だが、
日経デジタルマーケティングは、『ソーシャルメディア炎上事件簿』(同誌記者・小林直樹著)をまとめた。このコラムでは、その関連記事を紹介していく。 第5回はQ&Aサイト「Yahoo!知恵袋」を巡る“やらせクチコミ”事件。クチコミ代行ビジネスの存在が初めて明るみになった。ヤフーにバレないように工作する手口を記した、代行業者による提案書が流出したのだ。クチコミサイトに“やらせ”が蔓延すれば、ネット上のコミュニティは崩壊の危機に瀕する。 「iPhoneとiPod touchの違いを教えてください」 「首をポキポキ鳴らすのはよくないことでしょうか」 ネットユーザーが投げかけた質問にネットユーザー同士で知識や知恵を教えあうQ&Aサイト。その代表格である「Yahoo!知恵袋」(以下、知恵袋)にこれまで寄せられた質問総数は7380万件、回答総数は1億8000万件に上る(2011年10月21日時点)。 パソコ
池上彰さんの新連載、スタートです。池上さんが、さまざまな分野の学者・研究者を訪ねて、日本と世界が直面するさまざまな問題を、各界を代表するプロの「学問の目」でとらえなおす。いわば、大人の大学、それがこのシリーズです。 第1回でご登場いただくのは、東京大学で歴史学の教鞭をとる加藤陽子教授。加藤先生は、以前も日経ビジネスオンラインにご登場いただき、ベストセラーとなったご著書『それでも日本人は戦争を選んだ』をテキストに、なぜ日本人が負けるとわかっていた第二次世界大戦に突入したかを検証しました。 いま加藤先生にお話をおうかがいする理由。それは、東京電力福島第1原子力発電所の事故で明らかになったように、日本の原子力発電にまつわる行政、政治、企業、地域社会、そしてメディアの行動パターンがおそろしいほど、第二次世界大戦のときのそれとそっくりだったからです。 日本人はどうして同じ過ちを繰り返すのか? どうす
この本のことを最初に紹介してくれたのは、和田中(東京都杉並区立和田中学校のことです)の改革に絶大な貢献をしてくれた、現在はタイ在住の浦崎雅代さんだ。 私のホームページ「よのなかnet」の「よのなかフォーラム」掲示板の常連なのだが、ある日、いきなり「ここまで笑える難病ヒストリーは、かつてよのなかにありえなかったと思うので」と投稿してきた。 なんと著者自身は、この本の図書館での分類は「難病エンターテイメント」という分野にしてくれと要望しているというのだ。 難病エンターテイメント? 当事者以外がこんな言葉を口にしたら、それこそ人権系の団体やマスコミから何を言われるか分からない。 でも、私は、恐いもの見たさもあって、早速アマゾンで注文することにした。 浦崎さんは「日笑」というハンドルネームで出没する。実は、私はこの書評を書くにあたって初めて浦崎さんのブログに当ってみたのだが、これまでずっと「にっし
唐木 これまで日本は安全・安心な社会の実現に向けて、国も尽力してきたし、科学技術も発展させてきたと思います。しかし、残念ながら、今回の東日本大地震と大津波は予想をはるかに上回る大規模なものであり、想定外だったと言えるでしょう。それが甚大な被害を食い止められなかった最大の理由だと思います。 「危機管理」といった場合、まず、危機の“規模”を想定しなければなりません。どのような災害が起こる可能性があるのかといった“前提”を定めない限り、対策を立てることはできません。今回はその前提が覆されたということです。 「止める」「冷やす」「閉じ込める」はどうだったか 原子力発電所の安全対策の3原則は、「止める」「冷やす」「閉じ込める」です。今回の東京電力福島原子力発電所の事故では、地震の発生と同時に制御棒が動作し、「止める」という機能は、設計通り、完遂されました。しかし、津波によってディーゼルエンジンがすべ
「こんなの値のつけようがねえよ」。苦笑した河野氏だったが、試しに逆算してみると、一升3000円は必要だった。父親の7代目に相談すると、「昔は醤油一升と男の散髪代は一緒だった。お前はまともなことをしたんだよ」。この言葉に背中をされた河野氏は「生揚醤油」の商品化を決めた。 独自の醤油造りを始めようとした当時、「若社長の道楽」と思った工場長は反対した。確かに、当時は輸入産の脱脂大豆を使った醤油造りが全盛期。いかに早く、安く作るか。それが、醤油メーカーの当然の発想だった。国産原料を使用し、熟成に2年かけるという河野氏の構想に、不安を覚えるのも無理はない。 「ついていけない」。辞表を出そうとした工場長に、河野氏は粘り強く説得した。「今やらなければ、9代目、10代目に技術を伝承できない」。その言葉に打たれた工場長は職人魂を発揮。機械搾りを想定していた河野氏に、昔ながらの梃子を使った絞りを提案したという
心に思い浮かんだことをその場で口にするのは容易ではありません。そのため、「大事なところだけに集中する」という方針で臨みます。疑問文は優先順位の低い代表例なので忘れていいです。 疑問文が難しいのは語順が変わるから 英語を話す最初のステップは英単語スピーキングでした。必要な単語を並べるだけで話すものです。このアプローチの骨子は「大事なところだけに絞る」というものです。「ひらめき法」でも同じ方針で臨みます。 銅メダル英語で英会話をする際に、「疑問文を話さなくていい」と申し上げたら、「それは乱暴だ」と思われるかもしれません。「疑問文がないと会話にならない。疑問文は中学1年から習っているのに」と反論されるでしょう。 疑問文を避ける理由をひとことで言えば、「難易度が高いから」です。その割に絶対不可欠とは言えません。 「難易度が高いとは、どうしても思えない」と思うかたも居るでしょう。それは外国人との会話
のように考えて、 Please teach the road to the station. としなくてもいいんです。 というよりも、この英語は通じますが、正しくはありません。今日ぼくが紹介する「正解」英語の方がもっと簡単で、よく通じます。 なぜ正しくないセンテンスができてしまったかというと、日本語と英語の単語を1:1に置き換えているからです。これは最もやってはいけないアプローチです。ぼくがこの連載で示す方法論に従っていけば、「日本語から英語をつくり出す」という従来のやり方を徐々にしないようになってきます。 ポイントは「必須語で話せ」 英語を学び始めたばかりの人が注意すべき簡単なルールがあります。それは、「必須語を探せ」というものです。 日本文でも英文でも文の中には必須の単語とそれ以外の、言わば、飾りの単語があります。ぼくが書いた上の4つの英文をよく見てください。すべての文に共通の単語は一
2010年は電子書籍元年と言われていますが、商業出版としての電子書籍はまだ手探りの状態です。そんな中で独走状態にあるのが、立命館大学映像学部の米光一成教授発案の「電書部」活動。「文学フリマ」での出店で大盛況を納めた後(詳細は「5時間で1400部以上売れた電子書籍」をお読みください)、7月に渋谷のカフェで開催した「電書フリマ」では5206冊もの電書が売れました。 今回の「電書革命」対談は、「新しい編集者」というキーワードで、電子書籍のさらなる可能性について考えてみたいと思います。 「新しい編集者」というのは、米光教授の言葉ですが、「集めて」「編む」という、根源的な役割を持つ人のことを指しています。 この時、米光教授がいつも引き合いに出すのが、“インコ編集者”こと、タカギタイキチロウ氏。インコ編集者とは、要するに、インコが大好きな人たちの“集まり”を“編む”人。 ソーシャルネットワークを存分に
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