SoftBankのPepperなど、徐々に生活に浸透しつつあるAI(人工知能)技術。「ペッパー君も可愛いけれど、美少女AIがあれば……」と夢みる男性陣の期待に応えるAIアプリが誕生したのだが、アプリ内のとある課金システムに注目が集まっている。 出典画像:「SELF」プレスリリースより 3日しか記憶が持たない!? 悲しすぎる美少女AIに課金したくなる20万ダウンロードを記録した人工知能アプリ「SELF」は、愚痴を聞いてくれる「バーチャルオカマバー」機能や、気持ちがつらいときにユーザーをフォローしてくれる「全肯定的ロボ」など、様々な機能を搭載した人気アプリ。90年代に人気を博した江川達也の「まじかる☆タルるートくん」の発言データを基に、タルるートくんとリアルなやり取りが楽しめる機能など、まさに未来を感じさせるアプリとなっている。そしてこの度、「SELF」に美少女型ロボット機能を搭載。やはりユー
本稿の執筆者、エンタースフィア代表・岡本基氏が元々任天堂のスタッフであったことは、古くからのネットユーザーには知る人も多いかもしれない。 さて、そんな氏に今回寄稿をお願いしたのは、ゼルダ新作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』がらみのTwitter発言に編集部が興味を持ったのがキッカケ。さっそくプレイ記事の寄稿を打診したところ1週間後に届いたのは、Webメディアのコラムとしては常識ハズレの分量の大大大長文(!)。しかし今回のゼルダの歴史的意義を雄弁に語った論考であるとして、一挙掲載をすることに決めた。 本稿の1ページ目は、歴史的視座の分析。元任天堂スタッフとしての視点も交えつつ、この20年における世界のゲーム動向から見たゼルダ新作の意義を把握する。そして2ページ目は、詳細なレベルデザインの分析にもとづく、ゲームデザインの新規性の把握。昨今隆盛の「オープンワールド」はその通過点にすぎ
腕をさすりながらさっそくビルの中に入り、暖かい応接室に通される。すると、目の前には大きなディスプレイ。その前にちょこんと置かれているのは、リモコンのような形のゲーム機。それは明らかに3月3日発売の話題のゲーム機Nintendo Switchだ。そしてSwitchに差し込まれていたのは、あの話題の新作『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』――。 そう、ここは京都にある任天堂本社の応接室である。今回、ゲームの企画書で「ゼルダの伝説」シリーズを取り上げるにあたり、なんと取材前に我々は、1ヶ月後に発売を控える新作ゼルダのプレイをいち早く許可されたのだった! さて、今回そんな新作を含む「ゼルダ」シリーズを聞くのは、『時のオカリナ』以降のシリーズに大きく関わり、その“生みの親”とも言える宮本茂氏から引き継ぐ形で、近作のプロデューサーを務めてきた青沼英二氏だ。一方、その対談相手を務めるのは、やはり
1970年代から80年代にかけて人気を博した国民的バラエティ番組「8時だョ!全員集合」。毎週変わるステージのデザイン原画や当時の記録を一堂に集めた展示会が、2月24日まで東京・調布市文化会館たづくりホールで開かれている。 「8時だョ!全員集合」はザ・ドリフターズ主演によるバラエティ番組で、TBS系列で土曜日20時から放送されていた。毎週各地の劇場やホールでの公開生放送(または公開録画)で、大掛かりな舞台セットで視聴者を驚かせた。 初回から最終回まで舞台美術を手がけたのは当時TBSでセットデザイナーだった山田満郎さんで、舞台では家が崩れたり、本物の自動車を飛ばしたり、舞台が回転して裏側にあるバンドセットに転換するといった仕掛けで番組を支えた。 山田さんが2016年に73歳で逝去したことを受け、若者に当時のものづくりの過程を知ってほしいという遺志のもと、遺族や当時の番組関係者が中心となって展示
フェイスブック ジャパンの代表取締役である長谷川晋氏は、2月15日に開催された記者説明会で、「Facebookが若者離れしているのではないか」という声について、「僕らの肌感覚では使われている」と否定した。 Facebookのグローバルでの2016年第4四半期(10~12月)の売上高は前年同期比51%増の1兆10億円で、通期では同54%増の3兆1800億円を記録した。このうちの84%がモバイル広告によるもので、アジア地域の成長率は61%におよぶという。 世界におけるFacebookの月間アクティブユーザー数は18.6億人で、グループのInstagramは6億人。日本のFacebookの月間アクティブユーザーは2700万人で、9割以上がモバイルからアクセスしているという。また、日本におけるInstagramのアクティブユーザーは1600万人におよぶことが初めて明かされた。 一部では「Faceb
このたび、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中 達也、以下、富士通)は、ニフティ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:三竹 兼司、以下、ニフティ)のISPを中心とするコンシューマ向け事業を、2017年4月1日を効力発生日として吸収分割の手法により、富士通が新設する100%子会社に継承させます。これによりニフティを、クラウドを中心とするエンタープライズ向け事業会社(以下、クラウド事業会社)と、ISPを中心とするコンシューマ向け事業会社(以下、コンシューマ事業会社)に再編します。 富士通は、新たな経営方針の下、つながるサービスへのシフトを進めながら、持続的成長に向けたビジネスモデル変革に取り組んでいます。今回の再編を機に、富士通、およびクラウド事業会社の連携を強化することで、両社がもつ顧客基盤やノウハウを共有し、グループ一丸となって、つながるサービスの中核となるクラウ
魅力的なサービスを次々と追加することで有料メンバーのPrime会員を増やし続けるAmazonが、なんとAmazonサイト内で使った金額の5%が還元されるクレジットカード「Amazon Prime Rewards Visa Signature Card」を発表しました。 Amazon and Chase Introduce New Prime Rewards Visa Card With 5% Back on All Amazon.com Purchases and Rewards Everywhere Else You Shop http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=176060&p=RssLanding&cat=news&id=2236787 これが最大5%という驚異的な還元率を誇るクレジットカード「Amazon Prime Reward
舌鋒鋭いコメントで人気を博し、テレビで見ない日はないドラァグ・クイーンのマツコ・デラックスさんだが、意外にもメディアに単独インタビューという形で登場することは近年ほとんどない。特にWebメディアでは皆無と言っていい。 自著『デラックスじゃない』(双葉社)などを読むと、インターネットに対する批判的な意見も目立つ。 テレビとネットをめぐる状況としては、ネット上でテレビの信用性が疑問視され、いつの間にかテレビはネットの仮想敵となっていた。一方で、2016年末にはWELQ問題(関連記事)などもあり、ネット上の情報の信頼性を巡る議論はテレビでも取り沙汰されている。 今、テレビを代表するタレントとして活躍するマツコさんは、Webメディアをはじめとするインターネットをどう見ているのか? 同時に、筆者には、テレビに映るマツコさんは、彼(マツコさんはゲイという性自認なので、女装をしていても「彼女」とは併記し
−−2016年のアニメ界最大の話題は映画「君の名は。」でした。 試写会に呼んでいただいて、前情報なしで見させていただいたんですけど、割と圧倒されました。僕は現在「劇場版ソードアート・オンライン」を作っていますが、劇場作品として比べられるのは嫌だなと(笑)。 見終わって、興行収入200億円を超えるとは分からなかったですけど「売れるな」と思いました。 まず、若い人が見てもわかりやすい。新海イズムというよりもプロデューサーの川村元気イズムなんじゃないかなと思います。 深夜アニメ寄りのアニメーションって、高校で考えると、40人いるクラスで人気がない3人が、現実逃避したり、自己実現をさせるためのアイテムなのに「君の名は。」は残りの37人を巻き込んでいる。 リア充に向けた映画なんです。リア充がこぞって行ってしまったので、残りの3人は立つ瀬がない。くそっと思いながらも、見てしまう。 昨今、実写映画を含め
2016年の紅白歌合戦で紅組の「Perfume」がパフォーマンスを披露した際、ステージ上では「Dynamic VR Display(ダイナミックVRディスプレイ)」と呼ばれる技術を用いた演出が行われました。このダイナミックVRディスプレイは元々、2016年の9月19日に放送されたMUSIC STATION ウルトラFESでのパフォーマンス用に開発された技術で、その際は「オプティカル・イリュージョン」として紹介されていました。「モーションキャプチャー」「リアルタイム3Dスキャン」「カメラのトラッキングデータを基にした視点依存のグラフィックレンダリング」という3つの技術を組み合わせることで実現した映像技術で、これを開発したRhizomatiks Researchの真鍋大度さんがYouTube上でダイナミックVRディスプレイがどうすごいのかわかるムービーを公開しています。 Dynamic VR
2016年10月期のアニメ作品数本で、制作が放送に間に合わないという問題が起こっています。今回は多数のアニメ作品で作画監督を務めている現役アニメーターと、複数の制作進行さんに「現場の生の声」を聞き、なぜアニメの放送が落ちてしまうのか、今後どうすれば日本が誇るアニメコンテンツの未来と制作者を守れるのかを考えます。 【画像:アニメの制作手順】 ●なぜアニメの放送が間に合わないのか インタビューのオファーを快く了承してくださったのは、アニメ「テニスの王子様」や「BLOOD+」などの作品で総作画監督を務めている石井明治さん。業界歴は30年を超えており、アニメ業界で知らぬ者はいないといわれるアニメーターです。 そして今回は制作側からも意見もお伺いするため、業界歴10年の制作進行さん(匿名希望)も取材に同席してくださいました。 ――早速ですが、アニメの放送はなぜ落ちてしまうのでしょうか 石井:
年の差20歳以上――。これは、日本のインターネット・IT業界を驚かせる人事といえるだろう。1月4日付でDMM.com社長に就任することが内定した片桐孝憲氏(34)はDMMグループの実質的なナンバーツーとなり、これまで創業者の亀山敬司氏(55)が担当していたインターネット関連事業を引き継ぐことになった。 DMM.comは年明けを目途に持ち株会社制に移行し、現会長の亀山氏はDMMグループ全体の会長、現社長の松栄立也氏は持株会社の社長に就任する。持株会社の下にネット事業のDMM.comやFX、VRシアターなどの事業会社を配し、片桐氏はインターネット事業を展開するDMM.comの代表取締役社長になる。 なお亀山氏が直接決済する「亀チョク」と呼ばれる新規事業部門は、今後も亀山氏が統括する予定だ。 テクノロジー企業への飛躍を目指す DMMは石川県加賀市のビデオレンタル店からスタート。ビデオの通販やネッ
映画「君の名は。」の配給元の東宝によると、今月2日に中国で公開された同作が大ヒットとなり、2-4日の週末映画興行ランキングでトップになった。同作品が週末興行で首位となるのは日本、台湾、タイ、香港に次いで5カ国地域目。 東宝によると、「君の名は。」はすでに世界92の国と地域で海外配給が決定している。フランスで今月28日に、韓国でも来年1月5日公開される。 2日に公開した中国では、初日の興行収入が約7600万人民元(11億3千万円)となり、日本映画の新記録を更新。2-4日の週末合計では2.8億元(42億円)をあげてトップとなった。2位は「ファンタスティックビースト」で1億元(16億円)。 公開3日間の日本映画の過去最大のヒットは「STAND BY ME ドラえもん」の2.3億元だった。 「君の名は。」は日本では8月26日に公開され、今月4日に興行収入が歴代邦画2位となる199億5700万円とな
中学3年生で起業、「JK社長」として一躍知られるようになった椎木里佳。起業から約3年、現在19歳になった椎木は、「女子高生」というアイコンを捨てた代わりに数多くの「顔」を手に入れた。経営者として企業の舵取りを担う一方、情報番組のMCもこなしTVのコメンテーターとしても活躍する。インターネット上では「炎上も怖くない」と積極的に情報発信を続ける椎木は、未来にどんな展望を描いているのだろうか?彼女の事業内容に切り込んだ。今回、椎木が運営するJCJK調査隊の「2017年JCJKに流行るもの調査結果」をもとに、椎木の見るティーンのトレンド動向についても聞いた。 「女子高生とおじさんの橋渡し」椎木里佳の仕事内容とは? 椎木里佳中学3年生の時、やりたいことが13個くらいあったんです。アイドルのプロデュースもしたいし、映画も撮ってみたくて。全部やるにはどうしたらいいか、って選んだのが起業なんです。 当時1
楽天は28日、生活雑貨のインターネット通販を手掛ける住友商事の子会社、爽快ドラッグ(東京・千代田)を約89億円で買収すると発表した。12月中に全発行済み株式を現金で取得し、完全子会社化する。ミネラルウオーターや洗剤など生活雑貨を幅広く扱う爽快ドラッグを傘下に入れ、日常的に通販サイトを使う利用者を囲い込む狙いだ。爽快ドラッグは株式の約95%を住友商事が保有している。2016年3月期の売上高は前の
蓋を開けてみれば……ではないが、Galaxy Note 7問題の裏側で伸びたのはAppleではなかったようだ。Gartnerの最新のデータでは、SamsungもAppleもシェアを落とし、Huaweiら中国勢が続伸するという結果になった。 Samsungは前年同期比で過去最大の減少 11月中旬、大統領選後のアメリカに行く機会があった。街はクリスマスの飾りがされ、車に乗るとラジオからはクリスマスソングが聞こえてくる。人々は11月末の感謝祭やクリスマス休暇の予定が目下の話題(大統領選挙の話はなんだかタブーのようにすら感じた)。今から1ヵ月ぐらいの間、年間で最もあらゆる製品が売れる時期に入った。 だが、その時期に世界でスマートフォンが売れるのかとなると雲行きは不透明だ。Gartnerが発表した2016年第3四半期(7~9月期)のスマートフォン市場の世界データでは、出荷台数は前年同期比5.4%にと
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