日本原子力発電は、茨城県東海村にある、現在運転停止中の東海第二原子力発電所の非常用発電機を定期的な確認のため稼働させていたところ、冷却用の海水ポンプが自動停止したと発表しました。 放射性物質が漏れるなどの影響はないということですが、日本原電は原因を調べ、復旧に努めるとしています。 日本原子力発電によりますと、21日午前、運転停止中の東海第二発電所で定期確認のため非常用発電機を稼働させていたところ、発電機を冷却するための海水ポンプが自動停止したということです。 原因は分かっていないということです。 この発電機は原発が運転停止中でも非常時に備えて動かせるようにしておく必要があるもので、毎月1回、定期確認を行うことになっていて、前回の先月24日の点検では異常はなかったということです。 日本原電によりますと、自動停止したことにより放射性物質が漏れるなどの影響はなく、ほかの設備にも支障はなかったとい