頓挫した水族館誘致、業者との協議続く 仙台市議会報告 仙台市議会2月定例会は18日、本会議を開き、代表質疑を行った。マリンピア松島水族館(松島町)の仙台移転が頓挫した後も水族館の誘致を模索する市は、設置運営に意欲を示す民間事業者らと規模や整備手法、事業形態について協議を進めている現状を報告した。 山内晃企画調整局長は「民間主体による事業を基本としながら、市の魅力を高め、交流人口の拡大や学びの場づくりに貢献する施設を目指す。市の協力の在り方も考えたい」と説明。松島水族館の移転予定地だった高砂中央公園(宮城野区)への立地可能性に関しては「十分に勘案し、総合的な見地に立って検討を重ねている」と答弁した。 財団法人厚生会仙台厚生病院(青葉区)と東北福祉大(同)による医学部新設構想への支援をめぐり、山内局長は「国の判断など、さまざまな課題整理の状況を注視している段階で、開設への補助は考えていない