古須賀商店 宮古湾の内側、閉伊川が海に注ぐすぐ手前に建つ古須賀商店は、江戸時代から海産物業を営み、今は水産加工物の製造販売を行なっています。宮古の特産品をさまざまに加工して全国に届けたいと、「おいしいから繰り返し買いたくなる物づくり」を信条に、観光みやげだけでなく、地元の食卓を彩る数々の逸品を作り出しています。 老舗海産物業者が昭和の時代から水産加工業に 古須賀商店は江戸時代から続く老舗。現社長の古舘誠司さんにその歴史と、今、宮古の水産加工について伺いました。古舘さんは手書きの系譜を指しながら、「昔は宮古でとれた海産物を石巻あたりまで運び、かわりに米を持って帰るという廻船問屋でした。文政十年(1828年)まではさかのぼって確認されています」というから相当の歴史です。安永2年(1773年)に亡くなった先祖がいることもわかっていて、その歴史は300年以上とのこと。 昭和23年(1948年)、先
奥州市江刺区岩谷堂のえさし藤原の郷(さと)で3~5日、来年のNHK大河ドラマ「真田丸」のロケが行われた。 主人公真田幸村役の俳優堺雅人さんら主要キャスト、市民らエキストラ延べ約100人が参加し、真田家の門を出演者が出入りするシーンなどを撮影した。同局の屋敷陽太郎チーフ・プロデューサーは「平安から戦国時代までの風景が1カ所にそろい、大河ドラマに欠かせない施設。エキストラの皆さんも慣れていて驚いた」と実感を込めて話した。 えさし藤原の郷での大河ドラマの撮影は、2014年の「軍師官兵衛」以来2年ぶり。市ロケ推進室の高橋正芳室長は「ロケ地に使われることで、奥州市の情報が発信されてほしい」と期待する。 【写真=大河ドラマのロケに臨むエキストラら(奥州市提供)】
◎町議会保存派が町長と論戦 東日本大震災で被災し、震災遺構として一部保存が検討された岩手県大槌町の旧役場庁舎をめぐる問題が6日、町議会9月定例会で取り上げられ、解体方針を示す平野公三町長と保存派議員が論戦を交わした。議論は平行線だったが、8月の町議選を経て、解体派が多数だった議会に微妙な変化も表れている。 8月の町長選で初当選した平野町長にとって初めての一般質問。保存派議員は震災検証や防災教育の観点から「保存の初期費用は国から出る。性急に解体することはない」とただした。 町長は「震災前に庁舎は特別な場所ではなかった」と答弁。議員は再質問で「庁舎があったから町中心部は発展した。町の歴史であり特別だ」と反論した。 議会は改選前、保存を求める請願を2度不採択にした。町議選では保存派の新人議員が複数当選。震災から4年半がたち、一部に心境の変化を口にする解体派議員もいる。 町議選で初当選し
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1年前に「転校した」はずの男子生徒が、実はいじめを苦に自ら命を絶っていた。6日午前、初めて事実を知らされた館中の生徒たちの間に「悲しみ」「怒り」「戸惑い」など、さまざまな感情が渦巻いた。 菅原光博校長が臨時の全校集会で、いじめを苦に男子生徒が自殺した事実を初めて告げ、謝罪した。同学年の男子生徒は「とても悲しい気持ちになった」と落ち込んだ様子で話した。 「これまできちんと対応してくれず、怒りに近い気持ちで聞いていた」と同学年の女子生徒。説明会後の授業で、いじめ自殺に触れた教師は少なかったといい、「先生全員から謝罪の言葉を聞きたかった」と不満げに話した。 「やっとみんなと話し合える」(女子生徒)と前向きな意見がある半面、学校への不信感をさらに募らせたとの声もあった。 2年生の生徒は「先生が急に態度を変えるのはおかしい。心のケアと言われても響いてこない」と語った。 ◇
日本最深423メートルの田沢湖(秋田県仙北市)で6日、クニマスがすめる環境を再生するための科学的データ収集を目的に、海上技術安全研究所(東京)がテレビカメラ付き水中ロボットを使って最深部の撮影を初めて行った。 撮影は8日まで行い、9日に画像を公開する予定だ。 ロボットは長さ約130センチ、高さ約60センチ、重さ約80キロ・グラム。時速1・8キロ・メートルほどのスピードで湖底を進むことができるという。 この日は午前7時頃、ロボットを載せたいかだをえい航するボートが桟橋を出航し、約3・3キロ先の田沢湖最深部にロボットを沈めた。 スタッフが船上の画面で映像を見ながらロボットを動かして約2時間分の撮影に成功した。 同研究所の小田野直光・研究統括主幹は「ライトに照らされた湖底部分の透明度は高く、湖底の堆積物は白かった。堆積物の下に岩のようなものもあった」と話した。 映像は、泳ぐクニマスを見学できる「
知能の高いアメリカガラスは人間の顔を見分けることができる。オクラホマ州バートルズビルのジョージ・ミクシュ・サットン鳥類研究所で撮影。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) カラスの鳴き声を聞いて、愛する仲間の死を嘆いているように感じたことはないだろうか? 高い知能を持つカラスは命を落とした仲間の周りに集まる。今回はFacebookに寄せられた「ワタリガラスは仲間が死んだとき、葬式のようなものを行うと聞いたことがありますが、本当ですか?」という質問に答えてみよう。 米ワシントン大学で生物学を研究するカエリ・スウィフト氏によると、カラス、カケス、カササギ、ワタリガラスなどカラス科の鳥は知能が高く、鳴き声で呼び合ったり、集まったり、命を落とした仲間がいることを知らせたりするという。 とはいえ、仲間の死を悼んでいるという
住民投票で反対票が多数を占めた新図書館建設計画について、愛知県小牧市の山下史守朗市長は6日、各地で注目されたレンタル大手TSUTAYA(ツタヤ)との連携取りやめの可能性を初めて明言した。 同市議選の当選証書付与式に出席した後、報道陣から質問を受けた山下市長は「現在進めている基本設計などの手続きは一時中断し、計画のどこが問題なのかを数か月間かけて丁寧に検証していきたい」と述べた。検証の結果によっては、指定管理者として予定していたツタヤを展開する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)との連携を取りやめることもありえる」と話した。 検証の方法については、「市民の代表が参加する協議組織を開設し、建設費や指定管理者制度のあり方など、これまで指摘されてきた問題点を掘り下げていくことも考えている」と説明した。 開票直後の記者会見で山下市長は「必要に応じて見直しを考えていきたい」と言及していたが、
アストロズとの一発勝負に先発したヤンキース田中将大投手は5回2失点で降板。打線もアストロズ投手陣を打ち込めず、3安打10三振と抑え込まれて0-3で敗れ、地区シリーズ進出はならなかった。田中は負け投手となった。 田中は初回、連続三振を奪って3者凡退に抑え危なげない立ち上がりを見せたが、2回先頭の4番ラスマスに初球の内角低めの速球を右翼席に運ばれて先制を許した。その後も安打と連続四球で2死満塁のピンチを迎えたが、1番アルテューベを三ゴロに打ち取ってしのいだ。3回にも先頭の2番スプリンガーに二塁打されたが、後続を抑え無失点に切り抜けた。 しかし、4回に先頭の6番ゴメスに初球の甘く入った高めのカットボールを左中間にたたき込まれて2点目を奪われ、5回4安打2本塁打2失点で降板した。 地区シリーズ進出を決めて喜ぶアストロズの選手たち(ロイター) チーム123456789計 HOU0101001003
マーリンズが6日(日本時間7日)、イチロー外野手(41)と1年契約で合意した。 マーリンズとの再契約に、イチローは喜びを隠せなかった。15年目のシーズンが終わったばかり。同僚たちとの来春の再会が早くも待ち遠しそうに感じられた。 -再契約について イチロー 話をもらった時はうれしかったし、次の準備、オフの気の持ちようや過ごし方を含めて、こんなに早い段階で決まったことは(いろんな意味で)大きく違う。 -球団は野球への取り組み方などを高く評価している イチロー いろいろなところを見てくれていると感じた。そんなところもうれしかった。 -チームにも自身にとっても、アップダウンのあるシーズンだった イチロー 人の気持ちが大事なんだと感じさせられたシーズンになった。ゆがんだものを感じさせないチームメートと一緒に戦う気持ち良さ、これさえあればしんどいことも我慢できる。 -最終戦でのメジャー初登板の後、ベン
老舗和菓子店「虎屋」のホームページに掲載された文章に、称賛の声が相次いでいます。書いたのは虎屋17代の黒川光博社長。本社ビルの建て替えに伴い、本日7日いっぱいで赤坂本店の営業を一時休止することを知らせる内容ですが、ネット上では「商人の鑑(かがみ)」「顧客と丁寧に向き合わないと書けない文章」と話題になっています。 【写真】「行灯(あんどん)」をモチーフにした現在の本社ビル。ライトアップされた画像も 虎屋の創業は室町時代後期。京都で菓子屋として始まり、御所にも菓子を納めていました。明治維新後、東京に本拠を移し、小豆と砂糖、寒天でつくる羊羹(ようかん)の製造販売で有名になり、現在は首都圏や京都、大阪、福岡の百貨店などに80店舗を展開。パリにも出店しています。 黒川社長は東京都生まれ、学習院大法学部卒。銀行勤務を経て69年に虎屋に入社し、91年に17代に就任。全国和菓子協会の名誉会長も務めていま
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