東北地方の水産物・水産加工品が一堂に集結する「東北復興水産加工品展示商談会2017」が6月6、7日、仙台市の仙台国際センター展示棟(青葉区青葉山無番地)で開かれる。5県から約120社が参加し、一般展示ブースに新商品、自慢の一品を取りそろえるほか、個別商談会、提案型の商品プレゼンテーションを展開。震災復興に向けて奮闘する東北の水産業界が連携し、国内外のバイヤーに加工技術や商品力をアピールする。
岩手県産ワカメの地区別第2回入札が7日に南部、8日に北部で開催され、ボイル塩蔵が高騰から修正傾向に転じた。数量の多い芯抜き1等は綾里など一部を除き、1万6000~1万4700円中心と3~15%前後下げた。元葉などと中芯は続騰。全般的になお高値水準だが、「買受人が冷静になってきた」との見方がある。
密漁監視にドローンが活躍する日が近そうだ。産業機械メーカーの株式会社セベック(小豆嶋和洋社長・東京)は7日、岩手県の新おおつち漁協(平野榮紀組合長・大槌町)とともに同町でデモフライトを公開し、有効性をアピールした。全国初となる密漁監視システムを3カ月で完成させ、全国の漁協などに紹介、普及していく考えを明らかにした。
政府の衆院議員選挙区画定審議会が19日に勧告した新たな区割り案で、「0増6減」の対象だった岩手県は3区が分割され、2区と4区に編入される。与野党ともいずれの区にも現職議員や立候補予定者を抱えており、各党は次期衆院選に向け候補者の調整を迫られることになる。 議員定数が1減となる県内では、2015年国勢調査で、4小選挙区のうち人口が最も少なかった3区が分割されることとなった。 新2区は滝沢市、雫石町と県北、沿岸南部の23市町村が含まれ、県内自治体の3分の2以上で構成される広大な区域となる。 自民党は県内すべての小選挙区に公認の現職議員を抱えている。分割される現3区は橋本英教氏(比例選出)だ。現2区は鈴木俊一氏、現4区で藤原崇氏(比例選出)がおり、橋本氏が党公認を受けるには、どちらの選挙区を選んでも競合することになる。橋本氏は「勧告に対し、私がうんぬん申し上げることは差し控える」とコメントした。
内閣府は19日、朝日新聞が同日付朝刊で、関東大震災時の「朝鮮人虐殺」に関する内容を含む過去の災害教訓をまとめた報告書が、苦情によってホームページ(HP)から削除されたと報じたことに対し、「削除したことはない」と反論した。記事中、担当者の発言として報じられたコメントも否定した。内閣府は、報告書が閲覧できないのはHP刷新に伴うシステム上の問題だと朝日記者に説明したと話しており、抗議することも検討している。 朝日新聞は社会面に「『朝鮮人虐殺』に苦情、削除」の記事を掲載。江戸時代以降の災害の教訓を将来に伝えるために政府の中央防災会議の専門調査会がまとめた報告書が、HPから削除されていると伝えた。
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