子どもが虫歯になったらレメディという砂糖玉(民間療法のひとつ、ホメオパシーで薬として使うもの)を与える。ワクチンを打ったり医薬品を使ったら負け。発熱したらキャベツを頭にかぶせる。市販のお菓子は与えない。おむつは布が基本で、使い捨ての紙タイプは体に悪いと信じていた。 そんな「自然派育児」にハマっていたことを「黒歴史」だと話すのは、40代の女性Mさん。今なぜそう感じているのか。今回はこの沼について、話を聞いていく。 【自然派ママの沼・中編を読む】⇒赤ちゃんのおしり丸出しでピクニック?ディープな“自然派ママ”の仲間だった私が黒歴史を語る 【自然派ママの沼・後編を読む】⇒「子どもにワクチンを1本も打ってないことが不安になった」ディープな“自然派育児”から抜けだした女性が語る後悔 Mさんが自然志向となったのは「アルコールを飲み過ぎて胃を壊した」ことがきっかけ。いわゆる「健康不安」というヤツだ。 「そ