アシュリー・トリートメント(Ashley Treatment)、あるいはアシュリー療法は[1]、原因不明の脳症による発達障害を持つ1997年生まれ、シアトル在住の児童「アシュリー X(Ashley X)」に実施され、物議を醸した一連の医療処置。本件は2006年10月に掲載された論文『重度の発達障害を持つ子供の成長減衰: 古いジレンマへの新たなアプローチ』(原題: Attenuating Growth in Children With Profound Developmental Disability: A New Approach to an Old Dilemma)にて発表され、2007年1月3日の『ロサンゼルス・タイムズ』に記事が掲載されたことでアシュリー自身の尊厳を巡る論争が激化した[2]。