金持ちだけの贅沢だった“愛人”が、デフレも長く続く昨今、非常に手に入れやすくなっている。実際に年収300万円の男性と交際する愛人女性、彼女ら愛人を紹介する組織の経営者に話を聞いた。 会員男性に愛人を斡旋する交際クラブというと、通常は入会金が5万〜100万円ほどかかり、さらに女性を紹介してもらうたびに1人3万〜数十万円支払うシステムだ。また、入会に最低年収1千万円以上などの条件がつけられていることもある。だが、都内で交際クラブを営むM氏はこう語る。 「裕福層ってごく一部じゃないですか。最近は低収入者層をターゲットにした交際クラブを始めた同業者もいます。女性に危険があってはいけないので、原則として年収制限の条件をつけて敷居の高さをアピールしていますが、実際は厳密な確認はしなくなっているのが現状です。会費も、会員や知人の紹介があれば入会費をタダにして、女性の紹介料のみにしています」 M氏の