ニューヨーク州ニスカユナ発--電力網を近代化し、より効率的で信頼性の高いスマートグリッドとすることは、多くの社会的利益をもたらすだろう。ただし、消費者に受け入れられればの話だが。 General Electric(GE)は米国時間7月14日、当地の同社研究所で、電力業界の幹部によるシンポジウムを開催し、2010年に発売を予定している、スマートメータと通信して電気をより安い料金で活用できる家電製品を発表した。 GEはまた「Home Energy Manager」も発表した。このデバイスによって、消費者は電力消費量をより詳細に把握し、家電製品の設定をプログラムすることができる。例えば、電力会社がスマートメータを介してピーク時価格適用中の信号を送ると、衣類乾燥機が「節約」モードに切り替わる、といった設定が可能だ。 こうしたタイプの製品は、消費者にとって追加の支払いをそれほど多くせずに光熱費を節約