横浜市で3月15日にフルマラソンに衣替えして初開催された「横浜マラソン」(組織委員会主催、朝日新聞社など後援)で、フルマラソンと10キロの距離が規定に足りず日本陸上競技連盟の公認コースとして認められていなかったことが分かった。 【写真】赤レンガ倉庫(右上)や横浜税関(左下)脇のコースを走り抜ける横浜マラソンの参加者たち=横浜市中区、本社ヘリから、堀英治撮影 組織委によると、フルマラソン(42・195キロ)で186・2メートル、10キロで94・1メートル足りなかった。大会前に距離を測定する際、フルマラソンのコースの一部に含まれる首都高速湾岸線や10キロの一般道を通行規制できず、正確に測れなかったことが主な原因という。日本陸連が大会当日に測定したところ距離が足りず、公認が得られなかった。 組織委は大会4日後の3月19日に大会ウェブサイト上で「コース検定を行った結果、公認コースの大会とはなり